●予算制約がない方にお勧めのデジタル一眼レフ
第1位:ニコン D4 60万円弱
第1位:キヤノン EOS-1D X 60万円弱(2012年4月発売予定)
第1位:ニコン D800 30万円弱
次点:ソニー α77 ズームレンズキット 14万円前後
次点:キヤノン EOS5DMark3 30万円台
私は、初心者の方でも、予算があればできるだけフラグシップ機をお勧めするようにしています。「いいカメラを買っても使いこなせない」としり込みされる方も少なくありませんが、撮影のしやすさや画像のクオリティはフラグシップならではのものです。
今回は、ニコンとキャノンのフラグシップ2機種に、発売されたばかりのD800を同率1位に加えました。D800/D800Eは、基本的な位置づけとしてはD700の後継機となりますが、3600万画素のイメージセンサーや視野率100%の光学ファインダーなど、D3Xの後継機としての要素も持っています。ボディ自体も、D700よりもさらにしっかりとつくりこまれているように思います。
【ニコン D800詳細レビュー記事はこちらをご覧ください。】
次点には、前回3位だったα77をあげました。α77の画質と多機能性は、ミノルタ時代からの7シリーズに通じる実力を持っています。前回よりも3万円程度実売価格が低下しており、定評のある16-50mmF2.8のズームレンズがついたカメラとしては格安です。なお、α77はトランスルーセントミラー方式のため、厳密にはデジタル一眼レフではありませんが、機能面ではミラーレスよりもこちらに近いため、デジタル一眼レフ部門で取り上げました。
また、今回次点として、新たにキヤノンEOS5DMark3を取り上げました。こちらも、EOS5DMark2の後継機であるとともに、より上位機種としての基本性能が付与された魅力的な機種です。実売価格がややD800よりも高いため、僅差で次点と致しました。
【キヤノン EOS5DMark3詳細レビュー記事はこちらをご覧ください。】
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