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 K-30
PENTAX
 

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 【ペンタックス K-30 特集ページ】はこちらです。 製品外観や描写力テスト結果も掲載。
   位置づけと概要 製品仕様 外観と特徴 描写力 総評  DA 18-135mmF3.5-5.6


 独断 デジカメ対決! どっちが良い? 


☆ vs ペンタックス K-5
☆ vs ニコン D7000
☆ vs ニコン D5200

【コラム】 エントリークラスから立ち位置を変えたK-r後継機

 2月にペンタックスのミラーレスカメラ「K-01」が登場してから、光学ファインダーを搭載した次のモデルがどのように出てくるのか、様々な予測がされてきました。
 エントリークラスのデジタル一眼レフはミラーレスモデルに統合されていくだろうという点で、おおむね見方は一致していましたが、問題は「ペンタックスはどのクラスまでミラーレスカメラでカバーするのか」という点でした。「K-5後継機を含め、レンズ交換式カメラはすべてミラーレスモデルに切り替わるだろう」という意見もあれば、「エントリークラスより上では光学ファインダー搭載のデジタル一眼レフのラインアップが維持されるだろう」というものもありました。今回、K-30が発表されたことで、ミドルクラス以上はデジタル一眼レフが継続される−−少なくとも当面は−−ことが明らかとなったといえます。

 

 K-01の登場により、今までデジタル一眼レフでカバーしてきた範囲は、より上級機側へとシフトされることになります。その結果、K-30は「デジタル一眼レフの中においてはローエンドモデル」となりますが、同時に「レンズ交換式カメラ全体の中ではミドルクラス」という位置づけになります。

K-30(左側)とK-r(右側)。光学ファインダーやコマンドダイヤルなど、違いは大きい。

K-30(左側)とK-r(右側)。ボタンの位置は変わったが、数はほぼ同じ。

K-30(左側)とK-r(右側)。全体に直線的なデザインとなっている。

 K-30はK-rの後継機とは言えませんが、イメージ的には「K-rを中級機に作り変えたカメラ」になるかもしれません。K-rではペンタミラーだった光学ファインダーがペンタプリズムに進化するとともに、視野率も100%にレベルアップされています。ボディ自体もダイヤルの増設や防塵防滴性が付与され、フルHD動画撮影機能にも目配りがされています。
 他方で、シャッター速度やインターフェース類、連写性能はK-rの仕様を踏襲しています。また、ボディ上面に液晶パネルが搭載されていない点もK-rに準じています。

 ペンタックスは、デジタル一眼レフとミラーレスカメラの両方で同じレンズシステムを採用する道を選択しました。このことが、デジタル一眼レフとミラーレスをシームレスに結合するメリットとして生きるのか、あるいは小型化という点で中途半端なシステムというデメリット面が目立つことになるのかは、今後のペンタックスの取り組み如何にかかっていると言えるのではないでしょうか。
(5月22日記載、5月23日追記)

 5月29日、日本でもK-30が発表されました。発売日は「近日」とのことで具体的には示されていませんが、このリリースによる新たな情報は次の通りです。
  • 本体の店頭予想価格は約8万円、DA L 18-55mm F3.5-5.6 ALがセットになったレンズキットは約9万円、これにDA L 55-300mm F4-5.8 EDを加えたダブルズームキットが約11万円、本体にDA 18-135mm F3.5-5.6 ED AL(IF)DC WRを加えたキットが約12万円。
  • オーダーカラー受注サービスが展開され、光沢7モデル、非光沢8色の計15色の選択が可能。レンズはすべてブラック。
 
  • イメージセンサー及び画像処理エンジンはK-01と基本的に同じ。ただし、高感度性能の向上が図られている。
  • AFモジュールは従来モデルよりも進化した「SAFOX IXi+」を搭載。
  • 手振れ補正機能を活用した自動水平補正機能や構図微調整機能を搭載。
  • 電源は別売ホルダーを使用することで、単三電池にも対応。
 ペンタックスによると、「K-30はK-5とK-rの間に位置するミドルクラス」とされています。とはいえ、カラーバリエーションモデルが用意されるということは、ローエンドモデルであることも示しています。つまり、K-30は「デジタル一眼レフの中ではローエンドであるが、ミラーレスカメラを含むレンズ交換式カメラの中ではミドルクラス」ということを意味しているのだと思います。

 今回の発表の中で私が関心を持ったのは、オートフォーカスモジュールに回析レンズを用いることでレンズごとの色収差を低減し、AF精度を高めたという点です。位相差方式のオートフォーカスは合焦速度は速いものの、コントラスト方式と比較すると精度面でやや課題がありました。画素数が増えるとピントチェックもよりシビアになる傾向がありますので、K-30ではどこまで精度が高まったのか、テスト実施が楽しみです。
(5月29日 追記)

【PENTAX K-30と、K-5、K-rの比較】

機種名 K-5 K-30 K-r
イメージセンサー 有効1628万画素
APS-C CMOS
有効1240万画素
APS-C CMOS
手振れ補正 センサーシフト式
ファインダー ペンタプリズム
視野率100%、倍率0.92
ペンタミラー
視野率96%、倍率0.85
ISO感度 ISO100-12800
(拡張でISO51200)
ISO100-12800
(拡張でISO25600)
ISO200-12800
(拡張でISO100-25600)
シャッタースピード 30-1/8000秒 30-1/6000秒
液晶モニター 3型92万ドット
連写速度 7コマ/秒 6コマ/秒
動画撮影 1920x1080 1280x720
インターフェース USB2.0、AV出力、HDMI USB2.0、AV出力
付加機能 防塵防滴 -
バッテリー D-LI90
980枚
D-LI109
480枚
D-LI109
470枚
サイズ
(W x H x D)
131x97x73 mm 128.5×96.5×71.5 mm 125x97x68 mm
重さ
(含カード、バッテリー)
740g 650g 598g



 【厳選レビュー記事】

◎デジカメWatch ファーストインプレッション:PENTAX K-30
 2012年 5月31日 編集部
  −こだわりデザインの防塵防滴ミドル機に触れる。
  −ペンタックスではミドルクラスと位置づけている。
  −他社も含めたデジタル一眼レフカメラでも珍しいデザイン。
  −内蔵ストロボの発光位置をなるべく高くするため。
  −今回ライブビューは60fpsになり、なめらかな表示を見ながらの撮影が可能。
  −ボディはK-r同様エンジニアリングプラスチック製だが、安っぽさは感じない。

◎ITmedia 写真で見る「PENTAX K-30」
 2012年 5月30日 編集部
  −受ける印象は同じAPS-Cサイズセンサーを採用するK-5とかなり異なる。
  −ボディ各所の曲線はぜい肉をそぎ落とすかのようなライン。
  −ガラス製ペンタプリズムを採用し、視野率約100%、倍率0.92倍とK-5同等のスペック。
  −内蔵ストロボはポップアップさせると発光部がかなり高い位置まで上がる。
  −右手親指だけで完結するインタフェースもK-5譲り。

◎デジカメWatch ペンタックス、デジタル一眼レフカメラ「K-30」を国内発表
 2012年 5月29日 編集部
  −18色から選べる「オーダーカラー受注サービス」も実施。
  −通常モデルのカラーは、クリスタルブルー、クリスタルホワイト、ブラックを用意。
  −防塵防滴性能や視野率約100%のファインダーを搭載。

◎ITmedia ペンタックス、防じん防滴ボディのミドルクラス一眼レフ「K-30」
 2012年 5月29日 編集部
  −エントリークラスに比肩するコンパクトなボディ。
  −防じん防滴性能や視野率約100%のガラスプリズムファインダーなど充実した機能。
  −全81カ所のシーリングによって防じん防滴構造。
  −フォーカシングスクリーンはナチュラルブライトIII。「分割」や「スケール」等と交換も可能。

◎デジカメWatch ペンタックス、防塵防滴ボディの小型一眼レフ「K-30」を海外発表
 2012年 5月22日 編集部
  −米国の価格はボディのみ849.95ドル。DA L 18-55mmF3.5-5.6 AL付キットが899.95ドル。
  −米国発売は7月。日本での販売は未定。
  −ファインダーはガラスペンタプリズムを使用。視野率は約100%
  −APS-Cサイズ相当(23.7×15.7mm)のCMOSセンサーで、有効画素数は1,628万。


 【基本仕様】
画素数 有効1628万画素 画像素子  23.7 x 15.7mm (APS-C)
ISO感度 100〜12800
(拡張で25600)
 
記録フォーマット  JPEG/RAW
連写撮影 6 コマ/秒  シャッタースピード 1/6000〜30 秒 
液晶モニター 3インチ 92万ドット  ファインダー形式  ペンタプリズム
ファインダー視野率(上下/左右) 100/100 ファインダー倍率 0.92倍
電池タイプ 専用電池  専用電池型番 D-LI109
撮影枚数 480枚 レンズマウント ペンタックス KAF2
記録メディア SDカード、SDHCカード、SDXCカード   
手振れ補正機能   ゴミ取り機能 
ライブビュー   バリアングル 
内蔵フラッシュ  ○(GN12) RAW+JPG同時撮影 
動画撮影 1920x1080
幅x高さx奥行き 128.5×96.5×71.5mm  本体重量 650g
セット販売   
  
  

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ペンタックス K-30 特集メニュー
1.ペンタックス K-30の位置づけと概要
2.製品仕様からみたペンタックス K-30
3.ペンタックス K-30の外観をみる
4.ペンタックス K-30の描写力をチェック
5.結局、ペンタックス K-30は「買い」か?

PENTAX DA18-135mmF3.5-5.6ED AL DC WR

ペンタックス K-30 一口コラム
対決! vs ペンタックス K-5
対決! vs ニコン D7000

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