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特集 ペンタックス K-01
3.ペンタックス K-01の外観をみる |
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ペンタックス K-01
by Inaba Kunio
新しい切り口のKマウントミラーレスカメラ
評価:5.0
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ペンタックス K-01を開封するK-01は、マーク・ニューソン氏のデザインにより、ブラックボディにブラックグリップ、ブラックボディにイエローグリップ、ホワイトボディにブラックグリップ、の3モデルが提供されている。どのモデルも、写真で見るよりも実物の方が魅力的である。この機種ならではのイエロー&ブラックと迷ったが、既存レンズの使いまわしを考え、結局ブラック&ブラックを選択した。見た目は小さいが、実際に手に取ると、ずっしりとした重さを感じる。
K-01レンズキットのパッケージ。パッケージもマーク・ニューソン氏のデザインによるものかもしれない。
ケースを開けると、上段に取扱説明書などが入っており、その下にカメラボディやアクセサリー類が格納されている。40mmレンズは右側の段ボールの中に入っていた。
パッケージ内に同梱されている付属品関係。左上より取扱説明書、ソフトウェアCD-ROM、USBケーブル、ストラップ、バッテリーパックD-LI90P、バッテリー充電器D-BC90P。 バッテリー関係をチェック
バッテリーパックD-LI90PはK-5やK-7と共通のもの。容量は1860mAhで、満充電では静止画540枚の撮影が可能。
バッテリー充電器D-BC90P。充電には約320分必要。
コンセントに接続するためには、同梱されているメガネケーブルが必要。取り回しの自由度は高いが、、できればウォールマウントアダプターが同梱していると、持ち運びがぐっと楽になる。 ペンタックス K-01の付属品をチェック
専用のUSBケーブル。パソコンとの接続に使用する。
専用ストラップが同梱されている。布製だが高級感がある。マーク・ニューソン氏のデザイン。
同梱されているボディキャップはかぶせ式のもので、軟質プラスティックで作られている。
ボディキャップの裏側。バヨネット式の方がしっかりと装着できるが、実際の運用では40mmレンズがボディキャップの役割りを果たすことになるかもしれない。 ペンタックス K-01の本体をチェック
ボディ正面。直線を基調としたデザインであり、マウント口が向かって右側に大きくシフトしている。デジタルカメラならではのデザインである。マウント左下にあるのは、レンズ取り外しボタン。グリップ部にあるのは、セルフタイマー用ランプ。
ボディ背面液晶側。液晶パネルは3型92万ドットのもの。表面はグレア処理がされており、見栄えはするがやや写りこみが大きく感じた。
ボディ上面。二つのダイヤルとシャッターボタンと同軸の電源スイッチ、赤と緑のボタンが印象的である。なお、グリーンボタンはプレビューなどの機能を割り振ることができるもの。ちょっと遠いので押しにくいかもしれない。
ボディ底面。バッテリー室の下にはマーク・ニューソン氏のサインが印字されている。三脚用穴はレンズ光軸上に設置されている。K-01はフィリピンで組み立てられているようだ。
ボディ左側側面。この角度からのルックスも直線が主体となっている。表面にはゴムが貼付されている。
ボディ右側側面。うまくデザインされているが、グリップ部ゴムの後ろ側はメモリーカードや外部接続端子のカバーとなている。
ボディマウント部分。ミラーボックス内は空洞となっている。デジタル一眼レフに例えると、常時ライブビュー状態となるため、オートフォーカスモジュールやAEモジュールも不要となる。
光学ファインダーが搭載されていないため、デジタル一眼レフでファインダースクリーンが設置されているミラーボックス上面は、単に反射防止用の処理がされているだけである。
左側グリップの下部にはマイク用端子が設置されている。
カバーを開くと、端子が顔を出す。なお、この端子カバーもゴム製。
カメラの第二の顔とも言うべき右側軍艦部。二つのダイヤルとシャッタースイッチ周りは金属製。ストラップ用金具も含め、きちんとデザインが施されている。モードダイヤルにストッパーはないが、クリック感はやや硬めのため、誤操作はしにくいだろう。
ボディ前面にはロゴが印字されている。その右にあるのは、AF補助光ランプ。
右側グリップ部は、メモリーカードや外部接続端子のカバーを兼ねている。カバーの材質はゴム製。
カバーを開くと、外部接続端子等が顔をあらわす。メモリーカード部分にアクセスするためには、PULLと印字された部分を手前に引っ張り開く必要がある。メモリーカード部分を二重カバーとしたのは、外部カバーが軟質素材のため、不用意に押されてカードが飛び出すことを防ぐためだろう。
メモリーカード用の内側カバーを開いた状態。カバー内にメモリーカードの挿入方向ガイダンスが印字されている。
メモリーカードを挿入しつつある状態。完全に挿入したのちに、メモリーカード用カバーをもとに戻す必要がある。
右側コントロール部。基本的なインターフェースは一般的なものとなっている。ISOボタンの上にあるのは、メモリーカードのアクセス状態表示ランプ。
光学ファインダーがないため、内蔵ストロボのみが格納されている。アクセサリーシューにはカバーが装着されている。
アクセサリーシューのカバーを外したところ。接続端子は標準のものとなっている。
内蔵ストロボのポップアップボタン。電気式のため、電源が入っていない状態では機能しない。
ボディ底面のバッテリーカバーを開いたところ。ここにはバッテリーのみが格納される。
バッテリーを挿入しつつある状態。バッテリー室の蓋に挿入方向のガイダンスが表示されているが、どちらの向きで入れたらよいのか少々わかりにくい。
電源を入れるとシャッター幕が開きイメージセンサーが露出する。コンパクトカメラと同様に、常時ライブビューモードとなる。
内蔵ストロボをポップアップした状態。かなり高い位置まで上がっている。 動作速度をチェック
電源をONにして、オートフォーカス動作をさせ、Jpegで6コマ/秒の連写をしたもの。DA40mmF2.8XSは、やや動作音が大きい。
電源をONにして、オートフォーカス動作をさせ、RAW+Jpegで3コマ/秒の連写をしたもの。6枚目を超えたあたりから連写速度が低下する。 |