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特集 ソニー SONY α77II

2.ソニー α77IIの外観をみる

ソニー α77II by Inaba Kunio  高速化されたAPSサイズのハイエンド・デジタル一眼 評価:5.0
SONY α77II





 ソニー α77IIを開封する

 6月6日、APS-Cクラスの上級機、α77II ILCA-77M2が発売開始となりました。2011年10月に登場したα77の後継機であり、デザインを踏襲しつつ全面的にブラッシュアップされた機種となっています。販売形態はボディ単体の他に、DT16-50mmF2.8がセットになったズームレンズキットが用意されており、このあたりはα77と同じです。スタート時点の価格は、ボディ単体は13万円強、ズームレンズキット19万円弱となっており、α77登場時とほぼ同等レベルとなっています。なお、現時点ではボディ単体で6万円弱、ズームレンズキットでは9万円前後で購入可能ということもあり、現時点ではボディ単体で購入した方がお買い得感があるかもしれません。

 なお、5月30日のDSC-RX100M3、6月6日のデジタル一眼α77II、そして6月20日には4K対応ミラーレス、α7Sもリリース予定であり、さながら新製品ラッシュのようです。

SONY α77II

 α77II(ILCA-77M2)のパッケージ。黒を基調としたパッケージにオレンジ色のラインが配されています。

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 蓋を開けると、保証書や取扱説明書が出てきます。箱の中で散乱しないように、右側の蓋部分がパッキングの役割を果たしています。

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 さらに中ぶたを開けるとボディや付属品が出てきます。左側の包がボディ本体で、右側に付属品関係が格納されています。

SONY α77II

 α77II(ILCA-77M2)の付属品です。左上より取扱説明書、Wi-Fi機能説明書、ファインダー使用方法、バッテリーチャージャーBC-VM10A、リチャージャブルバッテリーNP-FM500H、マイクロUSBケーブル、ショルダーストラップ。これ以外にも、ボディキャップ、アクセサリーシューキャップ、アイピースカップがボディに装着されていました。
 付属する取扱説明書には詳細も記載されていますが、ソニーのサイトにある「α77IIヘルプガイド」にも同様の内容が掲載されています。
 なお、ソフトウェアはソニーサイトからダウンロードすることになります。
 ソニー PlayMemories Home(画像管理ソフト)
 ソニー Image Data Converter(RAW現像ソフト)


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 ソニー α77II(ILCA-77M2)の本体をチェック

SONY α77II

 α77II(ILCA-77M2)のボディ前面。基本的なデザインはα77と共通ですが、グリップ部の横にあった大型のAF補助光発光部/セルフタイマーランプが省略され、セルフタイマーランプはグリップ部にあるリモコン受光部に、AF補助光は内蔵フラッシュと一体化されています。また「α」のロゴもオレンジからシルバーに変わりました。

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 α77II(ILCA-77M2)の液晶モニター側。基本的なインターフェースは踏襲していますが、DSC-RX100M3と同様に、右下にあった?(ガイド)ボタンがC(カスタム)ボタンに変わりました。液晶モニターは92万ドットから123万ドットに変わっています。これはRGBからRGBW方式に変わったためで、表示輝度の向上により日差しの強い屋外でもピント合わせや画像確認が容易になります。

SONY α77II

 α77II(ILCA-77M2)のボディ上面。モードダイヤルは項目が整理され、3Dパノラマモードが省略されるとともに、登録呼び出しが直接3セットから選択できるように変わっています。アクセサリーシューの形状も、ソニー独自のものから一般的なタイプと護岸性を持ったものに変わっています。このあたりはα99以降と同じです。
 ISO感度設定ボタン、ホワイトバランスボタン、ドライブモードボタン、露出補正ボタンはα77と同様に単独ボタンとして設けられており、直観的な操作が可能です。このあたりはFnボタンで一覧メニューを表示させることもできます。

SONY α77II

 α77II(ILCA-77M2)のボディ底面。三脚用の穴はレンズ光軸上に置かれています。バッテリー室は単独で設けられており、メモリーカードスロットはボディ右側面にあります。このあたりもα77と同じです。
 三脚用穴の右斜め下に見える穴は、縦位置グリップVG-C77AMを固定するためのものです。
 カメラ本体はタイ製です。


SONY α77II

 α77II(ILCA-77M2)のボディ左側面。外部接続端子はこちら側に集中して置かれています。基本的なレイアウトはα77と同じですが、α77で内蔵されていたGPSアンテナが置かれていた場所にWi-Fiアンテナが設置されています。



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 外部接続端子カバーを開いた状態。4つのカバーが別々に設けられており、各々を単独で開閉可能です。
 左上から、シンクロターミナル、リモート端子、DC IN端子、右上からマイク入力端子、HDMI出力端子、USB端子です。USB端子は、Mini端子(Mini-B端子)からMicro端子に変わっています。この傾向は、タブレット端末などの電子機器全般で見られるものです。Mini端子とMicro端子は機能面では全く同じですが、耐久性能がMicro端子の方が高く(Miniは5000回までであるのにたいし、Microは1万回までの抜き差しに対応)なっており、薄さの点でもMicro端子の方が優れています。


SONY α77II

 α77II(ILCA-77M2)のボディ右側面。こちら側にはメモリーカードスロットが設けられています。α77IIでは新たにNFCも内蔵されており、そのアンテナ部分もグリップ部に新設されています。

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 α77II(ILCA-77M2)に付けられているSONYのロゴ。刻印された中に白いインクが流し込まれています。

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 α77II(ILCA-77M2)の銘板。初代はαの部分がオレンジ色でしたが、シルバーに変わっています。このあたりは好き好きがあると思いますが、より高級感が増したように感じます。

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 α77II(ILCA-77M2)のマウント口。トランスルーセントミラーによって、AFユニットに光が分光されます。ボディ側のマウント部は金属製となっています。

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 マウント口の右下にはフォーカスモードダイヤルが置かれています。これは初代と同じです。

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 α77II(ILCA-77M2)のグリップ部。α77とほぼ同じ形状で、比較的大型のグリップとなっています。グリップ中央にあるのはリモコン受光部で、セルフタイマーランプも兼ねています。

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 α77II(ILCA-77M2)のシャッター付近。シャッターボタンと同軸に電源スイッチが置かれており、その前には前ダイヤルが設けられています。ISO感度設定ボタンなど、ダイレクトに機能設定が可能なインターフェースとなっています。このあたりも、基本的にα77を踏襲しています。

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 α77II(ILCA-77M2)のボディ上面を液晶モニター側から見たところ。こちら側には前ダイヤルと対になる後ダイヤルが設けられています。

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 上級機のポイントの一つが液晶パネルの搭載です。フィルム一眼レフ時代からのもので、ここを見るだけでカメラの基本設定がわかるようになっています。パネルの右側には表示パネル証明ボタンとイメージセンサー位置表示指標が置かれています。また、手ぶれ補正機構をボディ内に搭載していることも明示されています。

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 液晶モニター右側のメインコントロール部。再生ボタンの右側にあったガイドボタンがカスタムボタンに変わっていますが、基本的なレイアウトは同じです。

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 メニュー画面等で多用するマルチセレクターはボタンのように押下して使うだけでなく、ジョイパッドのように上下左右に傾けて使うこともできます。

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 α77II(ILCA-77M2)の電子ビューファインダー接眼部。右側には視度調整ダイヤルが置かれており、接眼部の上にアイセンサーが設けられています。基本的なつくりはα77と同じですが、電子ビューファインダーの追従性などは大幅に進化しています。


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 α77II(ILCA-77M2)のバリアングル可動液晶モニター。構造はα77と同じで、可動自由度はかなり高くなっています。液晶モニターを反転させ、自分撮りすることも可能です。

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 液晶モニターが接するボディ背面には注意書きシールが貼付されています。印字とシールの違いはありますが、このあたりは可動式液晶モニターを搭載するソニーデジカメ共通です。

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 α77II(ILCA-77M2)の左肩にあるモードダイヤル。前機種のα77では3Dパノラマがありましたが、それが省略されるとともに、MR(登録呼び出し)が直接登録内容を選択できるように(1、2、3)なりました。

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 α77では従来タイプのソニー専用アクセサリーシューでしたが、α99以降はISO対応とも互換性があるものに変わりました。奥側にはソニー独自の端子類も設けられており、電源や信号のやり取りが可能となっています。

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 ボディ右側面にあるメモリーカードスロット。SDタイプとメモリースティックデュオに対応しています。ボディ側面に挿入口があるため、三脚装着時にも交換が容易です。

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 SDタイプのメモリーカードを挿入しつつある状態。SDカードではラベル面が液晶モニター側となります。

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 同じくメモリースティック・デュオを挿入しつつある状態。端子がSDメモリーカードとは逆側についているため、表側のラベルが前側となります。

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 ボディ底面のバッテリー室カバーを開いた状態。蓋部分に、バッテリー挿入方向のガイダンスが刻印されています。

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 リチウムイオン電池NP-FM500Hを挿入しつつある状態。警告ラベルが貼付されている側が下側となります。

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 α77II(ILCA-77M2)の液晶モニターを反転させた状態。表示内容も上下反転します。

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 α77II(ILCA-77M2)の液晶モニターを上向きにした状態。このまま表示部を上に移動することもできます。この角度でも十分表示内容を確認できますので、比較的視野角が広いパネルだと思います。

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 液晶パネルを反転させた状態。持ち運び時やファインダーメインで使用するときは便利です。

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 α77II(ILCA-77M2:左側)とα55(右側)のマウント部。廉価機ではレンズのバヨネットを抑える内側の爪部分は樹脂製ですが、α77IIではすべて金属製となっています。樹脂製でも一般的な使用では問題ありませんが、やはり金属製の方が安心感はあります。

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 α77II(ILCA-77M2)の内蔵フラッシュをポップアップさせた状態。ほぼ垂直に立ち上がるため、サイズの割に照射位置は高くなっています。装着しているのは50mmF1.4 SAL50F14。

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 α77II(ILCA-77M2)のボディ単体での重さの実測値(アクセサリーシューカバー装着状態)は649gでした。メーカー公表値は647gとなります。

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 α77II(ILCA-77M2)のバッテリーとメモリーカードを挿入した状態での重さの実測値は728gでした。挿入するメモリーカードによって異なりますが、メーカー公表値は726gとなります。

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 α77II(ILCA-77M2)の液晶モニターは3型123万ドットのパネルで、タッチ操作には対応していません。アスペクト比は4:3ですので、最大サイズの静止画撮影時には下部は情報表示エリアとなります。

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 液晶パネルには設定状態を表示させることも可能です。DISPボタンを押すことでトグル的に表示内容が変わります。

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 α77II(ILCA-77M2)の電子ビューファインダーでの表示内容。表示部はやや小さいものの、クリアーな視野となっています。画面の表示内容は、液晶モニターと電子ビューファインダーで切り替えることも可能です。基本的な仕様はα77と同じですが、追従性など使用感は大幅に向上しています。

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 ソニー α77II(ILCA-77M2)の付属品をチェック

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 付属するバッテリーチャージャーBC-VM10A。NP-FM500Hの充電には、最大で175分かかります

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 付属するバッテリーチャージャーBC-VM10Aのプラグ部分は格納可能となっていますので、可搬性の点で優れています

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 付属するインフォリチウムバッテリー NP-FM500H。容量は7.2V 1600mAhで、静止画であれば最大で480枚の撮影が可能です。バッテリー自体はAマウントの多くの機種で採用されています。

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 付属するマイクロUSBケーブル。パソコンやプリンター等との接続に使用します。

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 付属するショルダーストラップ。機種名のロゴが入った専用品ですが、ややチープな感じも受けます。

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 ボディにはボディキャップが装着されていました。Aマウント機用の標準品です。

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 ボディにはバヨネット爪を利用して固定する構造となっています。


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