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オリンパスのミラーレスカメラの選び方】

オリンパスのミラーレスカメラの5つの特徴

 オリンパスは、次に紹介するパナソニックとともに、フォーサーズ規格に基づくレンズ交換式デジタルカメラを展開しています。2003年に登場したフォーサーズ規格は、従来の一眼レフと同様のカメラ構造を想定していましたが、これのミラーレス版がマイクロフォーサーズ規格となります。

 2008年にマイクロフォーサーズ規格が登場したのちも、オリンパスはフォーサーズ規格のカメラをリリースしていましたが、2012年3月にミラーレスの新シリーズ「OM-D E-M5」が登場したことで、オリンパスも事実上ミラーレスカメラへと大きくシフトしました。現時点では、電子ビューファインダーを内蔵した機種はOM-D E-M5のみとなりますが、この機種は市場で高い評価を受けており、発売後しばらくは予約してもなかなか入手できないほどの人気機種となったことは記憶に新しいと思います。

 オリンパスとしては、今後もフォーサーズ規格に対応した製品を登場させる、と発表していますが、現実的にはなかなか厳しいかもしれません。OM-D E-M5予約購入者には、フォーサーズ対応マウントアダプターが無償でプレゼントされたことを見ても、基本的にはマイクロフォーサーズ規格に一本化したと考えてよいと思います。

●オリンパスのミラーレスの特徴1:小型軽量

 オリンパスはフィルムカメラの時代から「小型軽量」を重視した商品展開を行っていました。電子ビューファインダーを内蔵しないPENシリーズはもちろんのこと、電子ビューファインダー内蔵機であるOM-D E-M5も、かなり小型軽量なモデルといえます。

●オリンパスのミラーレスの特徴2:電子ビューファインダーに対応

 オリンパスのミラーレスカメラは、すべて電子ビューファインダーに対応しています。OM-D E-M5のように、EVFを内蔵している機種はもちろんですが、初代E-P1を除きPENシリーズの全機種も外付電子ビューファインダーを装着できるようになっています。
 なお、電子ビューファインダーはアクセサリーシューに装着するため、フラッシュが外付となるE-PL5とE-PM1/E-PM2では、電子ビューファインダーとフラッシュを併用することはできない点に注意が必要です。

●オリンパスのミラーレスの特徴3:ミラーレスとしては平均的なセンサーサイズ

 マイクロフォーサーズのイメージセンサーは、フォーサーズ規格と同じ4/3型となります。センサーサイズを比較すると、ソニーやキヤノン、ペンタックスK-01が採用しているAPS-Cサイズの約6割、ニコン1の約1.8倍となり、両者のちょうど中間的なセンサーサイズであるといえます。


(緑色がマイクロフォーサーズの4/3型センサー)

●オリンパスのミラーレスの特徴4:画質は同じ。機能面で機種間の差別化。

 オリンパスの現行PENシリーズ3機種は、いずれも有効1230万画素のイメージセンサーを搭載しており、画像処理エンジンも同じものとなっています。そのため、3機種とも基本的に同じ画像を得ることができます。ラインアップを構成している機種間の違いは、液晶モニターの機能や連写性能、内蔵フラッシュの有無など、カメラとしての機能面にあります。
 2012年3月に登場したOM-D E-M5では、有効1605万画素CMOSセンサー(ソニー製と言われています)が搭載されており、画質面ではさらに期待できますが、これはOM-D E-M5がPENシリーズの上位機種だからというわけではなく、製品開発時期がより新しいためであると思われます。実際に、2012年10月にはPEN Lite E-PL5やPEN mini E-PM2が同じイメージセンサーを搭載してリリースされました。

●オリンパスのミラーレスの特徴5:手振れ補正機能はカメラ側で実現

 オリンパスは、フォーサーズ規格のカメラを含め、手振れ補正機能はすべてカメラ側で実現しています。そのため、パナソニックのレンズを含め、どのレンズを装着しても、手振れ補正機能を働かせることができます。なお、手振れ補正機能を内蔵しているレンズを使用する場合には、ボディ側かレンズ側どちらかの手振れ補正機能をとめて使用することが推奨されています。

オリンパスのミラーレスカメラの選び方

 それでは、どのような点に着目してオリンパスの4機種から選ぶべきなのか、具体的に各機種ごとの特徴をみることにしましょう。

●「とにかく小型軽量なカメラが欲しい」方に、E-PM1

 オリンパスのPENシリーズは、いずれも小型軽量ですが、その中でも一番薄く仕上げられているのがE-PM1です。ボディは薄いものの、基本的な撮影機能は上位機種と変わりませんので、しっかりとした撮影に使うことも可能です。また、E-PM1はコンパクトカメラと似たインターフェースとなっているため、コンパクトカメラの操作性に慣れている方も、積極的にE-PM1を選択されると良いと思います。

 なお、2012年9月に開催されたフォトキナで、新たにPEN mini E-PM2が発表されました。E-PM1からの主な進化ポイントは、イメージセンサーの高画素化、連写性能のアップ、液晶パネルのタッチセンサー化となり、10月下旬に登場の予定です。

●「普段は気軽に、時にはこだわりたい」方に、E-PL5

 E-PL5は3機種の中で唯一バリアングル液晶を搭載している分、E-PM1/E-PM2よりもやや厚いカメラボディですが、サイズ自体はほぼ同じとなっています。また、E-PL5はE-P3と同様に、モードダイヤルをはじめ一眼レフに似たインターフェースとなっていますので、上級者にとっても使いやすいカメラです。基本的には気軽に持ち運びたいものの、時にはこだわりたい方にお勧めの機種となります。
 E-PL3からE-PL5に進化する中で、OM-Dと同じトップレベルの描写性能となった点も魅力的です。

●「どんなシーンでも安心して撮影したい」方に、E-P3

 PENシリーズのフラグシップの位置を占めているのがE-P3です。サイズはやや大きく、重さも一番重い機種ですが、しっかりとしたグリップをはじめ、長時間構えていても疲れにくいボディデザインとなっています。また、液晶モニターがタッチパネルであるとともに、フラッシュも内蔵しているなど、フラグシップ機ならではの充実した機能を持っています。どんなシーンでも安心して撮影したい方に、お勧めの機種です。

●「一眼レフと同じように撮影したい」方に、OM-D E-M5

 2012年3月に新たに登場したのがOM-D E-M5です。位置づけ的には、パナソニックのDMC-G3と似ていますが、今まで一眼レフを使っていた方に、より小型軽量なシステムを提供するものとなっています。ファインダーを覗いての撮影に馴染まれている方は、高精細電子ビューファインダーを内蔵しているOM-Dが最適です。また、アクセサリー類が充実しているのも、OM-D E-M5の特長と言えるかもしれません。

「オリンパスのレンズ交換式デジタルカメラの選び方」もぜひご覧ください。



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