DSC-QX30 | SONY |
30倍ズームのレンズカメラ 【ソニー サイバーショット DSC-QX30】
ソニーから新型デジカメ、サイバーショットDSC-QX30が発表されました。このレンズは、同時にリリースされたレンズ型のミラーレスカメラ、ILCE-QX1や、2013年10月に発売となったDSC-QX10(実機レビュー記事)やDSC-QX100(実機レビュー記事)と同じようにレンズ型をした「液晶モニターレス」デジカメであり、DSC-QX10の上位機種的な位置づけになると思います。DSC-QX30の一番のポイントは、24-720mm相当の光学30倍ズームレンズを搭載した点です。レンズやイメージセンサーは、2014年3月に登場したDSC-HX60Vと同等です。
ズームレンズを搭載したレンズカメラとして見た場合、先行のDSC-QX10はコンパクト性が売りとなっていますが、DSC-QX30では高倍率ズームレンズである点がポイントとなります。レンズとイメージセンサーが同じDSC-HX60Vは「プレミアムハイズームカメラ」としての位置づけですので、高級コンパクトに準じたクラスとなります。DSC-RX100と同じセンサーとレンズを搭載したDSC-QX100とともに、商品ラインがうまく構成されているように思います。
それでは、まずはDSC-QX30の外観をDSC-QX10と比較してみます。
DSC-QX30の主な特長は次の通りです。
基本的にはDSC-QX10の光学10倍ズームを30倍ズームに高倍率化したモデルと言えますが、QX10やQX100の世代では連写性能等で一体型のコンパクトデジカメとの間にあった差が、ほぼ解消されている点は注目すべきかと思います。また、イメージセンサーや画像処理エンジンが新世代のものになったため、描写性能にも好影響を与えていると思われます。 発売は10月10日の予定で、販売店での予約価格は4万3千円前後となっています。同じセンサーとレンズを搭載したDSC-HX60V(2014年3月)のスタート価格は3万7千円前後であったことを考えると、消費税アップ分を考えてもやや高めでのスタートとなりそうです。いずれにしても、ポケットの中にころがせておける光学30倍ズームのレンズカメラは、工夫次第でいろいろと活躍させられるデジカメだと思います。 ( by Inaba Kunio)
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【厳選レビュー記事】◎デジカメWatch ソニー、レンズ交換式レンズスタイルカメラ「QX1」を国内発売2014年9月10日 鈴木誠
◎ITmedia ソニー、“レンズスタイルカメラ”の高倍率ズーム機とEマウント搭載機を発表2014年9月4日 編集部
◎デジカメWatch ソニーのレンズスタイルカメラにレンズ交換可能タイプ2014年9月4日 折本幸治
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【ソニー DSC-QX30 基本仕様】 →ソニー DSC-QX30 メーカー製品仕様のページ
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