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特集 パナソニック Panasonic LUMIX DMC-GM
2.パナソニック LUMIX DMC-GMの外観をみる |
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パナソニック LUMIX DMC-GM
by Inaba Kunio
高級コンパクトよりも小さいミラーレスカメラ登場
評価:5.0
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パナソニック LUMIX DMC-GMを開封するパナソニックから、世界最小のミラーレスカメラLUMIX DMC-GMの発売が始まりました。今まで最小だったペンタックスのナノ一眼Q7(製品レビュー)と比べても、わずかながらDMC-GMの方が小型であり、イメージセンサーの大きさの違いを考えると、驚きを感じます。販売形態は、G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6(製品レビュー)のレンズキットのみで、ボディカラーはオレンジ、ブラック、ホワイト、シルバーの4種類が用意されています。キットレンズは、ブラックボディのみブラックのものが付属しており、他はシルバー色のレンズとなります。 今回は、いつもどおりブラックカラーを選択しました。
LUMIX DMC-GMのパッケージ。ブラックの高級感あるデザインだと思います。。カラー記号の付いた「DMC-GM1K」の文字が印字されていますので、ボディカラーにあわせてパッケージのデザインも変えられているのかもしれません。
蓋を開けると、取扱説明書や保証書の入ったケースが置かれていました。この中に挟み込まれる形で梱包されています。
書類が入っているケースの下に、ボディや付属品が格納されています。右側の白いパッケージの中に、レンズを装着したカメラ本体が入っています。付属品はすべて左側のボックスの中に入っていました。
付属品。左上から取扱説明書、CD-ROM、バッテリーチャージャーDE-A99A、バッテリーパックDMW-BLH7、USB接続ケーブルK1HY08YY0031、ショルダーストラップVFC-5071。 パナソニック LUMIX DMC-GMの本体をチェック
ボディ前面。比較的小型なマイクロフォーサーズマウントがボディ高一杯に置かれています。ボディ本体はマグネシウム合金製で剛性感があります。
9月に登場したDMC-GX7(製品レビュー)のボディ前面。電子ビューファインダーを内蔵していることもあり、ボディサイズは2まわり大きくなっています。
液晶モニター側。サイズが小さいため、こちら側だけを見るとコンパクトカメラのように見えます。液晶モニターは3型104万ドットで、アスペクト比は3:2となります。
6月に登場した電子ビューファインダー内蔵の高級コンパクトDMC-LF1(製品レビュー)の液晶モニター側。搭載されているパネルは3型92万ドットで、サイズはDMC-GMのものと同じです。ボタン等のインターフェースも似ています。
ボディ上面。フォーカスモードレバー、電源スイッチ、モードダイヤルはアルミ削り出し処理が施されています。フラッシュは内蔵されていますが、アクセサリーシューは搭載されていません。
ボディ底面。三脚用の穴はレンズ光軸上に置かれています。ボディ本体は中国製となっています。購入した個体のS/Nは5xxxでした。右端に見える穴は、オプションのハンドグリップDMW-HGR1を固定するためのものです。
ボディ左側面。右下にマイクロフォーサーズのロゴが印字されています。ストラップ取付け部は三角環方式です。
ボディ右側面。こちら側には外部接続端子が置かれています。また、Wi-Fiのアンテナ部もあります。DMC-GMにはNFCは搭載されていません。
ボディ上部のLUMIXのロゴ。刻印された中に白いインクが流し込まれています。ロゴの右側に見えるのはセルフタイマーランプとAF補助光を兼ねるものです。
ボディ右下には「L」マークが貼付されています。このマークは「LEICA」ブランドのレンズを搭載しているためと思っていましたが、実際には「LUMIX」を意味するものでした(メーカー確認済)。ご指摘くださった方に感謝申し上げます。
DMC-GMのマウント口。シャッター構造をバネ式からモーター式に換えることでユニットの小型軽量化が図られています。なおフラッシュ同調速度が1/50秒に留まったのは、このあたりに理由があるのかもしれません。
DMC-GMのイメージセンサー。センサーはDMC-GX7のものと同等です。
マウント口の右側に見えるボタンはレンズ取り外しボタンで、このボタンを押すと、マウント上にあるピンが下がります。
ボディ軍艦部右側のメインコントロール部。単独でフォーカスモードレバーが置かれています。電源スイッチはシャッターボタンの同軸に配置されています。
ボディ軍艦部左側には内蔵ストロボのポップアップ部があります。その右に見える指標はイメージセンサーの位置を示すもので、焦点距離の基準面となります。その右前に見えるのはステレオマイクです。
液晶モニターの上にフラッシュオープンレバーが置かれています。このレバーは機械式のため、電源が入っていない状態でも稼働します。その右に見える穴はスピーカーです。
内蔵ストロボをポップアップさせた状態。開口部の右側に見える爪がレバーと連動しています。
内蔵ストロボのポップアップ部。GNは4.0(ISO100)相当となります。最高感度のISO25600にすると8段分感度が上がりますのでGNは64となり、理論上、F2.0のレンズであれば32mまで有効となります。
当然メーカーは推奨しませんが、ストロボ照射部は上に向けることも可能です。
キットレンズ12-32mmを装着した状態。レンズは広角端ですが、ズーム操作によるレンズ長の変化は大きくありません。内蔵ストロボの照射部は比較的高いように思います。
液晶面右側のコントロール部。カーソルボタンの周りにはコントロールダイヤルが置かれています。ボタン配置はコンパクトカメラに似ているように思います。
外部接続端子カバーを開いた状態。上からマイクロHDMI端子、AV OUT/DIGITAL端子となります。
ボディ底面のバッテリー室カバーを開いた状態。メモリーカードのスロットもこの中に置かれており、カード挿入方向がレバー上に刻印されています。
バッテリーとメモリーカードを挿入しつつある状態。メモリーカードはラベル面が前側となります。
ボディ単体での重さの実測値は172.8gでした。メーカー公表値は173gです。
メモリーカードとバッテリーを挿入した撮影環境での重さは、204.0gでした。使うメモリーカードによって違いはありますが、メーカー公表値は204gです。
薄型レンズ LUMIX G 14mm/F2.5 ASPH. H-H014(製品レビュー)を装着した状態。コンパクトなボディにマッチしています。
付属するキットレンズ12-32mmを装着した状態。沈胴タイプのレンズのため、撮影するためにはズームリングを回してレンズを伸長させる必要があります。
比較的小型の高級コンパクト キヤノンPowerShotS95と並べた状態。サイズ的にはわずかながらDMC-GMの方がコンパクトです。
同じく、PowerShotS95(右側)と比較した状態。ボディ部分の厚さもほぼ同じです。
液晶モニターの表示画面。3型104万ドットで静電容量方式のタッチパネルとなっています。アスペクト比は3:2ですので、最大サイズの静止画では画面中央に表示されます。 パナソニック LUMIX DMC-GMの付属品をチェック
LUMIX DMC-GMに使用するバッテリーチャージャーDE-A99A。DMC-GF6などでも採用されたものです。バッテリーパックDMW-BLH7の充電には、最大で130分かかります。
コンセントに接続するプラグ部分は回転式で、本体内に格納可能となっています。可搬性の点でメリットがあります。DB-A99Aは中国製。
付属するリチウムイオン電池DMW-BLH7。DMC-GMで採用されたもので、容量は7.2V 680mAhです。静止画であれば最大230枚、動画であれば80分の撮影が可能となっています。
付属するUSB接続ケーブルK1HY08YY0031。パソコンやプリンター等との接続に使用します。
付属するショルダーストラップVFC-5071。合成皮革製ですが、しっかりとしたつくりです。 |
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