monoxデジカメ比較レビュー
monoxデジカメ比較レビュー サイトマップ monoxデジカメ比較レビュー デジカメレビュー monoxデジカメ比較レビュー デジカメの選び方 monoxデジカメ比較レビュー デジカメ比較 monoxデジカメ比較レビュー monoxブログ
monoxデジカメ比較レビュー 新製品情報 monoxデジカメ比較レビュー デジカメ質問箱 monoxデジカメ比較レビュー デジカメ用語集 monoxデジカメ比較レビュー デジカメリンク monoxデジカメ比較レビュー 運営者情報
トップページ > デジカメ購入アドバイス > お勧めのデジタル一眼レフカメラ 2012年12月版

【お勧めのデジタル一眼レフ】 2012年12月版

 フラグシップからエントリー機まで、数多くあるデジタル一眼レフカメラの中で、ズバリお勧めの機種です。

【注意事項:選択の視点】

 どのような場面で、どのような方が、何を撮影するのかによって、最適なデジタルカメラは変わってきます。ここでは、はじめてデジタルカメラを購入される方や、これから腰を据えてデジカメを勉強しようと考えている方を想定しています。そのため、レンズがセットになっている場合には、基本的にそれを含めて対象としています。
 また、後継機種が発売されている場合には、旧機種が併売されていても、後継機種のみを対象とします。

(注)ソニーのα99等、トランスルーセントミラーテクノロジー機は厳密にはデジタル一眼レフではありませんが、基本機能はデジタル一眼レフに近いため、こちらで扱っています。詳しくは「ソニーのα77やα65、α57等は一眼レフではないのですか?」をご参照ください。

●予算制約がない方にお勧めのデジタル一眼レフ

 もし予算面で制約がないのであれば、できるだけフラグシップ機の購入をお勧めします。「いいカメラを買っても使いこなせない」と迷われる方も少なくありませんが、撮影のしやすさや画像のクオリティの点で、フラグシップ機が頂点に立っているからです。ただし、フラグシップ機はどうしても大きく重くなってしまいがちですので、カメラの使い方を含めしっかりと見極める必要もあります。

 前回の比較と異なり、今回は次点を含めた「お勧め機種」のすべてがフルサイズ機となりました。各社から魅力的な新製品が登場しており、基本的には持っているレンズ資産などからメーカーを選択することになるかもしれません。

順位 機種名 金額 おすすめポイント
1 ニコン
D4

Nikon D4
50万円台
低め
 2012年3月に登場したニコンのフラグシップ機です。有効1620万画素のフルサイズイメージセンサーは、画素数としてはそれほど目立ちませんが、11コマ/秒の連写性能や、RAWで98コマにのぼる連続撮影可能枚数は、「このカメラで撮れないシーンは、どのカメラでも撮れない」という気にさせてくれます。
 <楽天市場での最安値を表示する>
1 キヤノン
EOS-1DX

Canon EOS-1DX
50万円台
低め
 ニコンのD4と双璧をなすキヤノンのフラグシップ機です。発表から間が空きましたが、2012年6月から発売開始となりました。イメージセンサーはフルサイズ有効1810万画素で、14コマ/秒の連写性能、RAWで38コマの連続撮影可能枚数は、他機種を圧倒します。
 <楽天市場での最安値を表示する>
3 ソニー
α99

SONY A99
20万円台
低め
 2012年10月に登場したソニーαAシリーズのフラグシップ機です。前機種となるα900から4年ぶりの世代交代となりましたが、トランスルーセントミラーを採用したフルサイズ機として、存在感を示しています。フラグシップ機としては価格的に値頃感があるのも魅力的です。また、液晶パネルがバリアングル化されている点も、このクラスの他機種にはない特長となります。
 <α99の詳細レビュー記事を表示する>
 <楽天市場での最安値を表示する>
次点 ニコン
D800

Nikon D800
20万円台
低め
 有効3630万画素のフルサイズイメージセンサーを搭載した上級機です。視野率100%のファインダーや防塵防滴性能のボディなど、カメラとしての基本性能はフラグシップ機に準じた中身となっています。なお、兄弟機にはローパスフィルターの機能を除いたD800Eもあります。やや値段は高くなりますが、より解像感のある描写性能を得られます。
 <D800の詳細レビュー記事を表示する>
 <楽天市場での最安値を表示する>
次点 キヤノン
EOS5DMark3

Canon EOS5DMark3
20万円台
中頃
 ニコンD800と同じポジションとなるキヤノンのフルサイズ機です。視野率100%のファインダーに、防塵防滴性能のボディなど、EOS-1DXに近い実力を備えています。キヤノンはフルサイズに対応したレンズが比較的多い点も、選択のポイントになるかもしれません。
 <EOS5DMark3の詳細レビュー記事を表示する>
 <楽天市場での最安値を表示する>





●概ね20万円以下でお勧めのデジタル一眼レフ

 このクラスの製品は、ハイアマチュア層も視野に入れているため、高い性能を比較的買いやすい価格で展開しています。カメラとしての実力は、フラグシップ機と比べるとやや劣る部分もありますが、ほとんどのシーンで不足に感じることはないと思います。

 今回、ニコンとキヤノンのフルサイズ機も登場しました。描写性能を重視されるのであれば、やはりフルサイズのイメージセンサーは大きなポイントとなります。

順位 機種名 金額 おすすめポイント
1 ニコン
D600

Nikon D600
17万円
程度
 2012年9月に登場したニコンの小型フルサイズ機です。有効2426万画素のフルサイズイメージセンサーや視野率100%の光学ファインダー、RAWでも連続16コマの撮影が可能であるなど、上級機としてしっかりとした実力を備えています。シャッタースピードの上限が1/4000秒に留まる点が気にならなければ、比較的コンパクトなボディサイズも含めお勧めです。
 なお、21万〜23万円程度になりますが、24-85mmレンズ等が付属した2種類のレンズキットもお勧めです。
 <D600の詳細レビュー記事を表示する>
 <楽天市場での最安値を表示する>
1 キヤノン
EOS6D

Canon EOS6D
17万円
程度
 2012年11月末に登場するキヤノンの小型フルサイズ機です。D600同様に、フルサイズのイメージセンサーを搭載しており、EOS5DMark3よりも一回り小型のボディとなっています。ファインダー視野率が97%であることや、シャッタースピードの上限が1/4000秒となっていますが、GPSやWi-Fiを標準で内蔵している点など、他機種にない魅力もあります。
 なお、24万〜30万円程度になりますが、24-70mmや24-105mmレンズが付属した2種類のレンズキットもお勧めです。
 <EOS6Dの詳細レビュー記事を表示する>
 <楽天市場での最安値を表示する>
3 ソニー
α77 ズームレンズキット

SONY A77
12万円
程度
 ソニーのAPS-Cサイズのフラグシップ機です。バリアングル液晶や高精細電子ビューファインダーの内蔵だけでなく、高速連写性能や連続撮影枚数など、上級機としてきちんとした実力を備えています。
 レンズキットに付属するのは、16-50mmF2.8の大口径標準ズームレンズです。35mm版換算で24-75mmと使いやすい画角のレンズであり、このキットだけでレンズ交換式カメラの楽しさを味わうことが可能です。
 <楽天市場での最安値を表示する>
次点 ペンタックス
K-5II 18-135WRレンズキット

PENTAX k-5II
12万円
程度
 ペンタックスのハイエンド、K-5がK-5IIにモデルチェンジされました。視野率100%の光学ファインダーや防塵防滴性能のボディなど、上級機としての性能がコンパクトボディに実装されている点が魅力的です。
 なお、K-5IIにはローパスフィルターをなくしたK-5IIsもあります。より解像感のある描写力を求めるのであれば、K-5IIボディと比べると1万5千円程度高価になりますが、こちらの選択も検討すべきと思います。
 レンズキットはK-5IIのみとなりますが、18-135mmレンズは35mm換算で27-200mmの画角をカバーしていますので、これ一本で万能的に使用できます。
 <K-5IIsの詳細レビュー記事を表示する>
 <楽天市場での最安値を表示する>
次点 ニコン
D7000 18-300VRスーパーズームキット

Nikon D7000
15万円
程度
 D7000は2010年10月に登場しましたので、そろそろ後継機の噂も出ていますが、APS-Cサイズの上級機として、安心して使える実力を備えています。18-300VRキットは、専用ストラップやメモリーカードもセットになっており、これだけで最低限の撮影環境が整う魅力があります。
 他にも、18-200mmレンズキット(実売12万円程度)や18-105mmレンズキット(実売9万円程度)、ボディ単体(実売6万円台)も用意されています。
 <楽天市場での最安値を表示する>





●概ね10万円以下でお勧めのデジタル一眼レフ

 はじめてデジタル一眼レフを購入される方は、この価格帯の予算で考えている方が多いと思います。カメラ本体はエントリークラスからミドルクラスとなりますが、キットとなっているレンズは必要な焦点距離をおおむねカバーしていますので、「これだけでOK」というセットです。

 とはいえ、K-30やEOS60D、α65はミドルクラスの製品として、カメラとしての実力も備えていますし、D3200はエントリークラスであるにもかかわらず24メガ画素のイメージセンサーを搭載していますので、解像感の高い描写力を手にすることができます。

順位 機種名 金額 おすすめポイント
1 ペンタックス
K-30 18-135WRキット

PENTAX K-30
8万円
 2012年6月に登場したペンタックスのミドルクラス機です。視野率100%の光学ファインダーや防塵防滴性能のボディ、オートフォーカス性能の向上など、K-5IIに近い中身を持っています。また、カラーバリエーションモデルとなっていますので、自分だけのカラーリングを楽しむことも可能です。
 付属する18-135mmレンズは防塵防滴性能を持っていますので、K-30との相性もぴったりです。このほかにも、ダブルズームキット(7万円前後)、レンズキット(6万円前後)、ボディ単体(5万円台)も用意されています。
 <K-30の詳細レビュー記事を表示する>
 <楽天市場での最安値を表示する>
2 キヤノン
EOS60D 18-135レンズキット

Canon EOS60D
8万円
 2010年9月に登場しましたので、そろそろ後継機の噂も流れていますが、Kissシリーズの上位機種として、きちんとした基本性能を備えています。1/8000秒までの高速シャッターやボディ上面の液晶パネル、RAWで16コマとなる連続撮影枚数、防塵防滴ボディなどは魅力的で、モデル末期だからこその高いコストパフォーマンスが選択のポイントとなります。
 他にも、ダブルズームキット(8万円前後)、標準レンズキット(7万円前後)、ボディ単体(6万円弱)も用意されています。
 <楽天市場での最安値を表示する>
3 ニコン
D3200 200mmダブルズームキット

Nikon D3200
7万円
程度
 ニコンの新型エントリー機ですが、上位機種と同等の24メガ画素のイメージセンサーを搭載している点が、一番の特長となります。また、D3100ではやや見劣りがしていた動画性能や液晶パネル、連写性能などもブラッシュアップされており、ミドルクラスに近い機種に仕上がっています。
 今回選択したダブルズームキット以外にも、標準ズームの付いたレンズキット(5万円台)やボディ単体(5万円強)も用意されています。ボディカラーもブラックとレッドの2種類から選択可能です。
 <D3200の詳細レビュー記事を表示する>
 <楽天市場での最安値を表示する>
次点 ソニー
α65ダブルズームキット

SONY A65
6万円
 ソニーのAPS-Cサイズのミドルクラスカメラです。しっかりとしたボディのつくりと、高い連写機能、バリアングル液晶やGPS機能の搭載など、ソニーらしい多機能なカメラとなっています。αシリーズの特長である電子ビューファインダーも高精細なパネルが採用されており、見え方の点でも改善されています。
 今回はダブルズームキットを選択しましたが、これ以外にも標準ズームキットやボディ単体(どちらも5万円台)も用意されています。コストパフォーマンスを考えると、ダブルズームキットが高いので、基本はこちらの選択をお勧めします。
 <楽天市場での最安値を表示する>




●概ね5万円以下でお勧めのデジタル一眼レフ

 デジタルカメラ全体の価格低下傾向により、デジタル一眼レフも段々と買いやすくなっています。今回取り上げた4機種はいずれも現行機種でありながら、標準ズームと望遠ズームの2本のレンズがセットになったダブルズームキットとなります。5万円以下で必要なセットが揃い、コンパクトカメラとは一味もふた味も違う描写力を手に入れることができます。

 キヤノンのEOS KissX50とニコンのD3100、ソニーのα37はエントリークラスであるのに対し、α57はミドルクラスともいえる機種です。少々5万円を超えてしまうため3位にしましたが、カメラとしての基本機能はこのクラスの中でトップに位置します。もし予算に余裕があれば、最初に検討すべき機種だと思います。

順位 機種名 金額 おすすめポイント
1 キヤノン
EOS KissX50 ダブルズームキット

Canon EOS Kiss X50
4万円
 2011年3月に登場したキヤノンのエントリー機です。Kissシリーズの末弟にあたりますが、描写力やカメラとしての基本性能は手堅くまとめられています。フルHDの動画撮影に対応していない点や、比較的小型な液晶モニター、3コマ/秒の連写性能など割り切った部分もあるものの、デジタル一眼レフとしての楽しみは十分味わうことができます。
 ダブルズームキット以外にも、標準ズームと50mmF1.8単焦点レンズがセットになった「こだわりスナップキット」も4万円以下で入手できますので魅力的です。
 <楽天市場での最安値を表示する>
2 ニコン
D3100 200mmダブルズームキット

Nikon D3100
4万円
 機種の実力としてはEOS Kiss X50とほぼ同等であり、エントリー機としての機能に不足はありません。なお、カメラ内にはオートフォーカス用のモーターを内蔵していないため、フィルムカメラ時代のオートフォーカスレンズではオートフォーカスが効かないものがあります。最近のレンズであれば問題ありませんが、注意は必要です。
 今回選択したダブルズームキット以外にも、標準ズームの付いたレンズキットやボディ単体も用意されていますが、価格的にもあまり差はありませんので、D3100を購入するのであれば、できるだけこのキットを選択されることをお勧めします。ボディカラーはブラックとレッドの2種類から選択可能です。
 <楽天市場での最安値を表示する>
3 ソニー
α57ダブルズームキット

SONY A57
5万円
 ソニーのAPS-Cサイズのミドルクラスカメラです。カメラボディはα67と同じですが、イメージセンサーが16メガ画素となっている点やGPSを搭載していない点が違います。しかし、画素数が少なくなった分、連写性能が向上するなど、逆に機動力は向上している部分もあります。
 選択したダブルズームキットでは、少々5万円を超えてしまいますが、これ以外にも標準ズームキット(5万円弱)やボディ単体(4万円弱)も用意されています。コストパフォーマンスを考えると、やはりダブルズームキットが高いので、基本はこちらの選択をお勧めします。
 <α57の詳細レビュー記事を表示する>
 <楽天市場での最安値を表示する>
次点 ソニー
α37ダブルズームキット

SONY A37
4万円
 ソニーのAPS-Cサイズのエントリークラスカメラです。ボディ自体は前世代のα55とほぼ同じです。イメージセンサーはα57と同じものが搭載されていますが、液晶モニターが小型である点や連写性能に違いがあります。ボディサイズはα57よりも一回りコンパクトになっていますので、その点を評価してこちらを選ぶということも「あり」だと思います。
 ダブルズームキット以外にも標準ズームキットやボディ単体が用意されていますが、価格的にほとんど差がないため、よほどの理由がなければダブルズームキットの選択をお勧めします。
 <楽天市場での最安値を表示する>