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特集 K-5IIs

ペンタックス K-5IIs~ローパスフィルターレスの解像力

ペンタックス K-5IIs  by Inaba Kunio    ローパスフィルターレスの解像力  評価:5.0
ペンタックス  K-5IIs PENTAX


1.ペンタックス K-5IIsの位置づけと概要

 暗所能力を向上させた上級機

 2010年10月に登場したコンパクト上級機、K-5の後継機K-5II/K-5IIsがリリースされた。9月に発表されたとき、K-5からの進化があまり感じられない、という意見も少なからず見られた。確かに、イメージセンサーやカメラ機能、ボディデザインについても、基本的にはK-5を踏襲しており、こうした指摘は間違ってはいない。

 EV「-3」に対応するオートフォーカス

 しかし、詳細にチェックしていくと、仕様を見ただけでも多くの進化を遂げていることがわかる。

 とくに、オートフォーカスモジュールがSAFOX IX+からSAFOX Xへと世代交代している点には注目すべきだろう。測距点はどちらも11点であるが、SAFOX Xでは測距可能な輝度がEV−3~18へと2EV分拡がっている。中央部の9点のみとなるが、EV-3でもオートフォーカスが稼働するため、感度ISO100、絞り値F2.8、シャッタースピード1/2秒となる環境下でもオートフォーカス撮影が可能となる。イメージとしては、かなり暗めの屋内でも合焦させることができる。もちろん、実際の撮影では、高い高感度性能を活かしてISO3200、絞りF2.8、1/60となるので、3段分の手振れ補正機能SRを活用すれば十分手持撮影も可能となる。

【K-5II/K-5IIsと、K-5、K-30の比較】

機種名 K-5 K-5II K-30
イメージ
センサー
有効1628万画素
APS-C CMOS
手振れ補正 センサーシフト式
ファインダー ペンタプリズム
視野率100%、倍率0.92
ISO感度 ISO100-12800
(拡張でISO51200)
ISO100-12800
(拡張でISO100-25600)
シャッター
スピード
30-1/8000秒 30-1/6000秒
液晶モニター 3型92万ドット
連写速度 7コマ/秒 6コマ/秒
動画撮影 1920x1080
インター
フェース
USB2.0、AV出力、HDMI USB2.0、AV出力
付加機能 防塵防滴
バッテリー D-LI90
980枚
D-LI109
480枚
サイズ
(W x H x D)
131x97x73 mm 131x97x72.5 mm 128.5x96.5x71.5 mm
重さ
(含カード、バッテリー)
740g 760g 650g

 ローパスレスモデルも用意

 K-5IIのもう一つの注目点は、一般的なモデルに加えてローパスフィルターレスモデルも用意されている点である。

 ローパスフィルターは、イメージセンサーに受光する光をぼやかし、細かい模様をカットする効果を与える。当然、解像感や鮮明さにはマイナスとなるが、この効果によってモアレや偽色の発生を抑制することができる。
 イメージセンサーの画素数増加や画像処理エンジンの処理能力向上など、デジタルカメラの要素技術の発展により、ローパスフィルターがなくても、モアレや偽色を効果的に抑制できるようになってきた。こうした進化に裏打ちされて、ローパスフィルターレスモデルが登場してきたのである。

ペンタックス K-5IIs

 K-5IIsのイメージセンサー部分。

 ローパスレスモデルと言えば、2012年3月に登場したニコンD800/D800Eを思い出すが、効果は同様なものの、実現方法に若干の差がある。D800Eでは、ローパスフィルターの効果を打ち消すフィルターをさらに加えることで対応しているのに対し、K-5IIsでは実際にローパスフィルターを撤去し、空いたところに光路長を合わせダスト除去処理を担う光学ガラス板が置かれている。もともとペンタックスでは、中判デジタルカメラである645Dでローパスフィルターレスモデルをリリースしている。当然ながら、K-5IIsはこうした蓄積があったからこそ実現できたと言えるだろう。

 それでは早速、ペンタックスのローパスフィルターレスモデル、K-5IIsの実力をチェックしていきたい。

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2.ペンタックス K-5IIsを開封し外観をチェック

 ペンタックス PENTAX K-5IIsを開封する

 言うまでもなくK-5IIは、ペンタックスAPS-Cサイズ・デジタル一眼レフのハイエンド機となる。ペンタックスはレンズ交換式デジタルカメラにおいて幅広く製品を展開しており、最上位となる中判サイズの645Dを筆頭に、APS-CサイズのK-5II/K-5IIs、K-30、ミラーレスモデルとなるK-01、そしてコンパクトカメラと同じ1/2.3型センサーのQ/Q10が揃えられている。これだけ幅広く用意しているメーカーは、ペンタックス以外にはない。

 販売形態としては、K-5IIでは本体のみまたは18-135mmズームレンズのキットが、K-5IIsは本体のみとなっており、必要に応じてレンズを用意することになる。発売開始時点の価格は、K-5IIボディが10万円弱、レンズキットは14万円前後、そしてK-5IIsは11万円弱といったところであり、フラグシップ的な位置づけのカメラとしては、相対的に廉価である。

 今回、テストの対象として購入したのはK-5IIs。ローパスフィルターレスモデルの描写性能のチェックが一番のテーマであるが、オートフォーカス性能など、K-5からどの程度ブラッシュアップされているのかも興味深いところだ。

ペンタックス K-5IIs

 K-5IIsのパッケージ。黒と白を基調としたパッケージにモデル名が大きく印字されている。

ペンタックス K-5IIs

 ケースを開けると、上に取扱説明書等が入っており、その下に本体やレンズが格納されていた。写真の左上がボディ本体で、その右にあるのバッテリー充電器D-BC90P。手前側にはストラップやケーブル類が入っている。

ペンタックス K-5IIs

 中から出てきた付属品。左上から使用説明書、ソフトウェアCD-ROM(S-SW132)、ストラップO-ST132、バッテリー充電器D-BC90P、バッテリーD-LI90P、ACコードD-C02J、MEファインダーキャップ、AVケーブルI-AVC7、USBケーブルI-USB7。その他に、ボディマウントカバー、ホットシューカバー、三角環とキズ防止カバーがカメラに装着されている。保証書は国内のみ有効のものが付属していた。

 バッテリー関係をチェック

ペンタックス K-5IIs

 バッテリーチャージャーD-BC90PはK-5やK-01のものと同じ。D-LI90Pの充電には最大で320分かかる。

ペンタックス K-5IIs

 バッテリーチャージャーには付属のACケーブルを介してコンセントに接続する。できればウォールマウントアダプター等も付属すると、可搬性が増す。

ペンタックス K-5IIs

 付属のACコードD-C02J。

ペンタックス K-5IIs

 バッテリーパックD-LI90Pの容量は1860mAhで、K-5II/K-5IIsでは最大で静止画980枚(ストロボ非発光時)の撮影が可能。バッテリーパックは中国製。

 ペンタックス K-5IIsの付属品をチェック

ペンタックス K-5IIs

 付属するストラップO-ST132。ロゴの部分は刺繍となっており、高級感のあるつくり。

ペンタックス K-5IIs

 USBケーブルI-USB7。パソコンやプリンター等との接続に使用。

ペンタックス K-5IIs

 付属するAVケーブルI-AVC7。音声出力はモノラル。
 

ペンタックス K-5IIs

 MEファインダーキャップ。リモコンを使った撮影など、光学ファインダーから眼を離して撮影するときに使用が推奨されている。

ペンタックス K-5IIs

 裏側には、光学ファインダー接眼部に装着するためのガイドがある。

ペンタックス K-5IIs

 ボディに付属するマウント口用のキャップ。軟質プラスティック製。

ペンタックス K-5IIs

 かぶせ式のため、そのままマウント口に挿入して固定する使い方となる。

 ペンタックス K-5IIsの本体をチェック

ペンタックス K-5IIs

 ボディ前面。形状はK-5を踏襲しており、上級クラスにしてはコンパクトである。

ペンタックス K-5IIs

 ボディ背面。こちら側も基本的にK-5のものと同じ。

ペンタックス K-5IIs

 ボディ右側面にはメモリーカードスロットとケーブルレリーズ端子が置かれている。

ペンタックス K-5IIs

 ボディ左側面。こちら側には、マイク端子や外部接続端子が格納されている。

ペンタックス K-5IIs

 ボディ上面のレイアウトも基本的にK-5と同じ。小型ボディにもかかわらず、液晶パネルが搭載されている。

ペンタックス K-5IIs

 ボディ底面。グリップ部分の下にはバッテリー室があり、その右にはバッテリーグリップD-BG4接続用端子カバーがある。三脚用の穴はレンズ光軸上に設置されている。

ペンタックス K-5IIs

 外見上のK-5との一番の違いはロゴかもしれない。ロゴ自体は印字。K-5のストラップ取付部は三角環方式となっており、取り回しの自由度が高い。

ペンタックス K-5IIs

 三角環にはボディを傷つけないための保護カバーが装着されている。なお、その上にある白い指標は、イメージセンサーの位置を示すもの。レンズ交換式カメラでは、最短撮影距離はイメージセンサーからの距離を示すため、この指標が基準点となる。

ペンタックス K-5IIs

 マウント部分。Kマウントはマニュアル方式のフィルム時代から続いており、接点類も順次拡張されてきたことが見て取れる。赤いレンズ取付指標の右下には絞り連動用のレバーがある。また4時方向にはオートフォーカス用の連動軸が置かれている。

ペンタックス K-5IIs

 マウント内は反射防止用の塗装が丁寧に施されている。

ペンタックス K-5IIs

 マウント内側上部にはフォーカシングスクリーンが設置されている。ミラーで反射した光がスクリーン経由で光学ファインダーに導かれる。このスクリーンは交換可能で、全面マットのものやガイドラインが表示されたものなど計4種類が用意されている。

ペンタックス K-5IIs

 K-5IIsのイメージセンサー。ローパスフィルターが取り除かれ、光路調整とダストリダクション用のガラス版が代わりに置かれている。

ペンタックス K-5IIs

 ペンタ部にあるロゴ。ロゴは刻印された上に白いインクが流し込まれている。

ペンタックス K-5IIs

 ペンタ部左側には内蔵ストロボポップアップ用のボタンとXシンクロソケットが置かれている。ポップアップボタンは機械式に稼働するため、電源が入っていない状態でも機能する。

ペンタックス K-5IIs

 内蔵ストロボをポップアップさせた状態。ボディサイズの割に高い位置で照射可能となっている。

ペンタックス K-5IIs

 Xシンクロソケットのカバーをはずした状態。最近ではシンクロ接点を内蔵している機種はかなり少なくなっている。

ペンタックス K-5IIs

 マウント基部にあるRAW/Fxボタンは、初期設定ではワンタッチRAW+として機能するが、露出ブラケットや光学プレビューに設定することも可能。その下にはフォーカスモードを切り替えるフォーカスモードレバーが置かれている。

ペンタックス K-5IIs

 ボディ左側にあるマイク端子。ステレオマイクに対応している。

ペンタックス K-5IIs

 外部接続端子。上からHDMI mini、PC/AV端子、DC入力端子となる。

ペンタックス K-5IIs

 左肩にあるモードダイヤル。内容はK-5と同じ。切り換えるには中央にあるロックボタンを押しながら回転させる。

ペンタックス K-5IIs

 モードダイヤルと同軸に測光モード切換レバーが配置されている。

ペンタックス K-5IIs

 グリップ部の付け根のSRのロゴ。これはSR(Shake Reduction)の意味で、手振れ補正機能内蔵を示す。グリップ部にある赤いプラスティックはセルフタイマーランプとリモコン受光部を兼ねるもので、マウント左下にあるボタンはレンズ取り外しボタン。

ペンタックス K-5IIs

 グリップ部の右側にあるランプはAF補助光用のもの。

ペンタックス K-5IIs

 グリップ部。シャッターボタンの同軸に電源スイッチが置かれている。ONからさらに回すとプレビュー表示される。シャッターボタンの手前には前電子ダイヤルが、後ろ側には露出補正ボタンとISO設定ボタンが置かれている。

ペンタックス K-5IIs

 ペンタ部右側面にはスピーカー用の穴が開けられている。

ペンタックス K-5IIs

 液晶部右側のメインコントロール部。ボタンやダイヤルの配置は基本的にK-5と同じ。

ペンタックス K-5IIs

 視野率100%を確保した光学ファインダー。標準で接眼部のアイカップが付属している。

ペンタックス K-5IIs

 アイカップの上には視度調整レバーが格納されている。

ペンタックス K-5IIs

 アイカップを外した状態。視度調整レバーの構造がわかる。

ペンタックス K-5IIs

 付属のMEファインダーキャップを装着した状態。装着するためにはアイカップを外す必要があり、やや手間がかかる。

ペンタックス K-5IIs

 ボディ底面のバッテリーグリップD-BG4接続用端子カバーを開けた状態。ゴムカバーは取り外し式。

ペンタックス K-5IIs

 バッテリー室の蓋はつまみレバーを回転させることでストッパーを開錠する方式。

ペンタックス K-5IIs

 バッテリー室の蓋を開けた状態。蓋にはバッテリーの挿入方向を印字したリールが貼付されている。

ペンタックス K-5IIs

 バッテリーを挿入しつつある状態。グリップ部一杯の大きさである。

ペンタックス K-5IIs

 メモリーカードはボディ右側面にある専用カバーを開けて挿入する。挿入方向のガイダンスが表示されている。

ペンタックス K-5IIs

 メモリーカードを挿入しつつある状態。ラベル面が手前側となる。ボディ側面から取り出すことができるため、三脚に固定した状態でも交換が可能となっている。

ペンタックス K-5IIs

 メモリーカードスロットの下にあるケーブルレリーズ端子カバーを開いた状態。ここにはケーブルスイッチCS-205を装着できる。

ペンタックス K-5IIs

 グリップ親指側にある後電子ダイヤル。

ペンタックス K-5IIs

 ペンタ部にはアクセサリーシューも用意されている。汎用ストロボも使用可能。

ペンタックス K-5IIs

 DA50mmF1.8を装着した状態。いかにもカメラらしいシルエットである。

ペンタックス K-5IIs

 軍艦部右側にある液晶パネル。基本的な設定状況はここを見るだけで把握できる。写真はバックライトが点灯した状態。

ペンタックス K-5IIs

 背面液晶モニターにカメラの設定情報を表示させた状態。基本的な情報は液晶パネルにも表示されるが、こちらの方がわかりやすいかもしれない。

ペンタックス K-5IIs

 液晶モニターに電子水準器を表示させた状態。上下方向と左右方向の傾き状況を表示できる。

ペンタックス K-5IIs

 ライブビュー表示。液晶パネルのアスペクト比は4:3のため、最大サイズの画像(アスペクト比は3:2)を表示させると、下部が情報表示部となる。

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3.ペンタックス K-5IIsの描写性能はどうか?

 描写力チェック1:高感度性能

 PENTAX K-5IIsの基本感度はISO100で、標準ではISO12800まで、拡張設定ではISO80からISO51200まで設定可能となる。ノイズ低減方法としては、カメラ内での設定と、RAWで撮影しパソコン上での現像段階で行う方法がある。なお、カメラ内で設定した場合でも、RAWファイルのパラメータが設定されるだけで、画像自体には変更は加えられない。

 カメラ内でのノイズ低減は、「高感度NR」と「長秒時NR」の2つ。他社にない機能として、高感度NRのカスタム設定があり、ISO感度別にノイズリダクションの設定ができる。

 「高感度NR」は「オフ」、「弱」、「中」、「強」と、「オート」、「カスタム」の計6種類があり、初期設定では「オート」になっている。「オート」ではISO感度の設定によって、カメラ側で自動的にノイズリダクションを行う。

 「長秒時NR」は、「オフ」、「オン」、「オート」の3種類がある。「オン」にすると1秒よりも低速のシャッター速度で撮影したときには、常に長秒時ノイズリダクション処理がかかる。こちらも初期設定は「オート」になっている。「オート」では、シャッター速度、設定ISO感度、カメラ内部温度等を判断して、カメラ側で処理を行う。

 テスト結果を見ると、高感度ノイズ低減を「しない」にしても、ISO1600まではほとんどノイズ感は感じられない。ISO3200を超えると暗部を中心にややノイズが目立ってくるものの、ISO6400でも十分実用的であるように感じた。ISO12800以上になると、等倍ではかなりノイズが目立ってくるが、画像自体が破たんしているわけではないので、縮小して利用するのであれば十分使えるレベルである。とはいえ、ISO51200あたりになるとかなりノイズレベルは高くなるので、注意が必要である。

 高感度ノイズ低減を中にすると、概ね1段分程度ノイズが低減される。やはり解像感はやや低下するものの、ISO12800でもそれなりに使えるレベルである。ノイズ低減を「強」にすると、ノイズ感はさらに大きく改善されるが、解像感の低下もやや目立つ。

 下記のサンプルは、高感度撮影時のノイズ低減を「オフ」、「標準」、「強め」の3段階で各ISO感度の撮影を行ったもの。表示画像はほぼ等倍画像だが、クリックすると全体画像が表示されるので、あわせて比較をしていただければと思う。

SONY_ANEX-7
サンプル画像。左下の赤枠の部分を切り出してある。
画像をクリックすると、元画像の全体が開きます。

ISO80(左から「オフ」「中」「強」)
ペンタックス PENTAX K-5IIsペンタックス PENTAX K-5IIsペンタックス PENTAX K-5IIs

ISO100(左から「オフ」「中」「強」)
ペンタックス PENTAX K-5IIsペンタックス PENTAX K-5IIsペンタックス PENTAX K-5IIs

ISO200(左から「オフ」「中」「強」)
ペンタックス PENTAX K-5IIsペンタックス PENTAX K-5IIsペンタックス PENTAX K-5IIs

ISO400(左から「オフ」「中」「強」)
ペンタックス PENTAX K-5IIsペンタックス PENTAX K-5IIsペンタックス PENTAX K-5IIs

ISO800(左から「オフ」「中」「強」)
ペンタックス PENTAX K-5IIsペンタックス PENTAX K-5IIsペンタックス PENTAX K-5IIs

ISO1600(左から「オフ」「中」「強」)
ペンタックス PENTAX K-5IIsペンタックス PENTAX K-5IIsペンタックス PENTAX K-5IIs

ISO3200(左から「オフ」「中」「強」)
ペンタックス PENTAX K-5IIsペンタックス PENTAX K-5IIsペンタックス PENTAX K-5IIs

ISO6400(左から「オフ」「中」「強」)
ペンタックス PENTAX K-5IIsペンタックス PENTAX K-5IIsペンタックス PENTAX K-5IIs

ISO12800(左から「オフ」「中」「強」)
ペンタックス PENTAX K-5IIsペンタックス PENTAX K-5IIsペンタックス PENTAX K-5IIs

ISO25600(左から「オフ」「中」「強」)
ペンタックス PENTAX K-5IIsペンタックス PENTAX K-5IIsペンタックス PENTAX K-5IIs

ISO51200(左から「オフ」「中」「強」)
ペンタックス PENTAX K-5IIsペンタックス PENTAX K-5IIsペンタックス PENTAX K-5IIs

 描写力チェック2:解像度

 PENTAX K-5IIsのイメージセンサーは有効1628万画素となる。今回テストしたDA50mmF1.8の結果は、絞り開放ではやや柔らかい表現ながら、全体に優れた解像力を示しました。1段絞ると、周辺部を含めかなり鮮明度が向上します。絞っていくと、さらに画像がしっかりしてくるので、下記のサンプルにはF1.8から4段分絞ったF7.1のものを掲載しました。視覚解像度チェック用ライン、限界解像度チェック用ラインとも、2500本ラインの視認が可能です。このあたりはK-30とほぼ同様の結果となりました。

  レンズ名:DA50mmF1.8
 焦点距離:50mm
 絞り値:F7.1 (開放絞りF1.8から4段絞った状態)
 使用チャート:ISO12233準拠チャート


(下図は、図の赤枠の部分を等倍で切り出したもの。)

ペンタックス PENTAX K-5IIs
 限界解像度チェック用のラインでは、特にモアレも発生せず、2500本まで十分視認できています。

ペンタックス PENTAX K-5IIs
 横方向の限界解像度チェック用のラインでも、同様に2500本ラインは十分視認可能です。

4.結局、ペンタックス K-5IIsは「買い」か?

 独断 素晴らしい!smile ポイント 
  • 小型軽量なボディ。
  • 視野率100%の光学ファインダーを搭載。
  • 光学ファインダーでのオートフォーカス精度が向上。
  • カメラ内のRAW現像や編集機能が豊富。
  • ダブルダイヤル搭載による操作性の向上。
  • ISO51200まで設定可能な高感度性能(ISO3200までは十分実用レベル)。
  • 前機種と比べ、強化されたAF性能。
  • 7コマ/秒の連写性能。
  • RAWで20枚の連続撮影可能枚数。
  • フルHD動画撮影が可能。
  • 有効1628万画素による解像感。
  • 防滴防塵性能のボデ。

 独断 もう一息!not smile ポイント 
  • メニュー操作するとキャンセルされるライブビューモード。
  • 動画撮影中はオートフォーカスが機能しない。
  • 動画専用のシャッターボタンがない。
  • 動画撮影時、音声がモノラルのみ。(外部ステレオマイクには対応)
  • フルHDが25pにとどまる。
  • フラッシュ同調が1/180秒まで。
  • ライブビュー撮影時の暗転時間がやや長い。

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付録1.製品仕様からみた K-5IIsの特長

型式  P-TTLストロボ内蔵 TTL AE・AF一眼レフデジタルカメラ
レンズマウント  ペンタックスバヨネット KAF2マウント(AFカプラー・情報接点・電源接点付
使用レンズ  KAF3、KAF2(パワーズーム非対応)、KAF、KAマウントレンズ
撮像素子  原色フィルター/CMOS 23.7×15.7mm
有効画素数  約1628万画素
 ※K-30も同じ。
総画素数  約1649万画素
 ※K-30も同じ。
ダストリムーバル  超音波振動による撮像素子クリーニング機能「DR II」、ダストアラート機能付き
感度(標準出力感度)  AUTO/100~12800(1EVステップ、1/2EVステップまたは1/3EVステップ)、カスタム設定により拡張ISO80~51200使用可能
 ※K-30は標準で100-12800、拡張で25600まで。
手ぶれ補正  撮像素子シフト方式
画像ファイル形式  RAW(DNG)、JPEG(Exif 2.3)準拠、DCF2.0準拠
記録サイズ(画素数)  JPEG:16M(4928x3264)
 12M(4224x2816)
 8M(3456x2304)
 5M(2688x1792)
 RAW:16M(4928x3264)
画質  RAW(12bit):DNG
 JPEG:S.ファイン、ファイン、エコノミー
 RAWとJPEGの同時記録可能
色空間  sRGB、Adobe RGB
記録媒体  SD、SDHC、SDXCメモリーカード
ファインダー  ペンタプリズムファインダー
視野率  約100%
 ※K-30も同じ。
倍率  約0.92×(50mmF1.4・∞)
 ※K-30も同じ。
アイレリーフ長  約21.7mm(見口枠より)、約24.5mm(レンズ中心より)
度調節機能  約-2.5~+1.5m-1
フォーカシング
スクリーン
 ナチュラルブライトマットIII、交換式
 ※K-30も同じ。
ライブビュー  撮像素子によるTTL方式
 AF:コントラスト検出式(顔検出、追尾、セレクト、スポット)
画像モニター  TFTカラーLCD、広視野角タイプ
 3型 約92.1万ドット
 ※K-30も同じ。
ホワイトバランス  オート:撮像素子および光源検知センサーによる併用方式
 太陽光、日陰、曇天、蛍光灯(D:昼光色、N:昼白色、W:白色、L:電球色)、白熱灯、ストロボ、CTE、マニュアル、色温度
オートフォーカス  TTL位相差検出式
 SAFOX X、11点測距(中央9点はクロスタイプ)
 ※K-30はSAFOX IXi+、11点測距(中央9点はクロス)
輝度範囲  EV−3~18(ISO100、常温)
 ※K-30はEV-1~18(ISO100
AFモード  シングルAF(AF.S)、コンティニュアスAF(AF.C)、AF.Sはフォーカス優先・レリーズ優先切替可、AF.Cはフォーカス優先・コマ速優先切替可
AFエリア  5点オート、11点オート、セレクト(セレクトエリア拡大設定可)、中央
AF補助光  専用LEDによるAF補助光
露出制御  TTL開放77分割測光、分割測光/中央重点/スポット
 EV0~22(ISO100・50mmF1.4)
露出モード  グリーン、プログラム、感度優先、シャッター優先、絞り優先、シャッター&絞り優先、マニュアル、バルブ、X
露出補正  ±5EV(1/2EVステップ 、1/3EVステップ選択可能)
シャッター  電子制御式縦走りフォーカルプレーンシャッター
シャッタースピード  オート:1/8000秒~30秒、マニュアル:1/8000秒~30秒(1/3EVステップまたは1/2EVステップ)、バルブ
 ※K-30は1/6000~30秒。
ドライブモード  1コマ、連続(Hi,Lo)、セルフタイマー(12秒後、2秒後)、リモコン(即、3秒後、連続)、オートブラケット(2コマ、3コマ、5コマ)、オートブラケット+セルフタイマー、オートブラケット+リモコン、ミラーアップ、ミラーアップ+リモコン
連続撮影  最高約7.0コマ/秒、JPEG(16M・★★★・連続Hi):30コマまで、RAW:20コマまで ※連続撮影可能コマ数はISO100のとき
 最高約1.6コマ/秒、JPEG(16M・★★★・連続Lo):カード空き容量まで、RAW:40コマまで
 ※K-30は最高で6コマ/秒、RAWで8コマの連続撮影が可能。
内蔵ストロボ  ポップアップ機能付P-TTL内蔵ストロボ、ガイドナンバー約13(ISO100・m)、28mmレンズの画角(35ミリ判換算)をカバー
 ※K-30のガイドナンバーは12。
発光方式  P-TTL、赤目軽減、スローシンクロ、後幕シンクロ(対応外付ストロボにおいて)ハイスピードシンクロ、ワイヤレスシンクロ可能
シンクロ同調速度  同調速度1/180秒
 ※K-30も同じ。
ストロボ光量補正  -2.0~+1.0EV
カスタムイメージ  鮮やか、ナチュラル、人物、風景、雅、ほのか、モノトーン、リバーサルフィルム、銀残し
ノイズリダクション  長秒時NR、高感度NR
ダイナミックレンジ設定  ハイライト補正、シャドー補正
レンズ収差補正  ディストーション補正、倍率色収差補正
クロスプロセス  シャッフル、プリセット1~3、お気に入り1~3
デジタルフィルター  トイカメラ、レトロ、ハイコントラスト、色抽出、ソフト、トゥインクル、フィッシュアイ、カスタム
HDR撮影  オート、標準、誇張1、誇張2、誇張3、自動位置調整可
多重露出  撮影回数2~9回、自動露出調整
自動水平補正  SRオン時:最大1度まで補正可能
 SRオフ時:最大2度まで補正可能
構図微調整  上下左右シフト調整範囲±1.5mm(回転時は±1mm)、回転調整範囲±1度
拡張ブラケット  ホワイトバランス、彩度、色相、キー、コントラスト、シャープネス
インターバル  撮影間隔指定(1秒~24時間)、最大撮影枚数999枚、開始トリガー(即時、時刻指定)
電子水準器  ファインダー内表示(水平方向のみ)、画像モニター表示(水平・あおり方向あり)
動画  Motion JPEG(AVI)
記録サイズ  Full HD(1920×1080、16:9、 25fps)、HD(1280×720、16:9、30fps/25fps)、VGA(640×480、4:3、 30fps/25fps)
 ※K-30はFullHDで30p。
画質  S.ファイン、ファイン、エコノミー
音声  内蔵モノラルマイク、外部ステレオマイク端子
記録時間  最長約25分、内部温度上昇時は自動終了
カスタムイメージ  鮮やか、ナチュラル、人物、風景、雅、ほのか、モノトーン、リバーサルフィルム、銀残し
デジタルフィルター  トイカメラ、レトロ、ハイコントラスト、色抽出、カラー
クロスプロセス  シャッフル、プリセット1~3、お気に入り1~3
再生方法  1画像、マルチ画面表示(4、9、16、36、81画面)、拡大(最大32倍まで、スクロール可、クイック拡大可)、回転表示、ヒストグラム(Yヒストグラム、RGBヒストグラム)、白とび黒つぶれ警告表示、縦位置自動回転、詳細情報表示、著作権情報表示(撮影者名、著作権者名)、フォルダー表示、カレンダー表示、スライドショウ
デジタルフィルター  トイカメラ、モノトーン、レトロ、カラー、ハイコントラスト、ソフト、色抽出、トゥインクル、デッサン、水彩画、フィッシュアイ、パステル、スリム、ミニチュア、HDR、ポスタリゼーション、ベースメイク、カスタム
RAW展開  記録形式(JPEG、TIFF)、カスタムイメージ、ホワイトバランス、増減感、高感度NR、シャドー補正、ディストーション補正、倍率色収差補正、色空間
編集機能  リサイズ、トリミング(アスペクト比変更可、傾き修正可)、インデックス、動画編集(分割および不要部分削除)、動画フレーム画像JPEG保存
カスタマイズ機能  ユーザーモード:最大5件まで登録可
 カスタムファンクション:27項目
 モードメモリー:13項目
 カスタムボタン:RAW/Fxボタン(ワンタッチRAW+、露出ブラケット、デジタルプレビュー、電子水準器、構図微調整、GPS)、AFボタン(AF作動、AFキャンセル)、露出モード別電子ダイヤルカスタマイズ各種
 文字サイズ:標準、大きい
 ワールドタイム:世界75都市に対応(28タイムゾーン)
言語  日本語、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、オランダ語、デンマーク語、スウェーデン語、フィンランド語、ポーランド語、チェコ語、ハンガリー語、トルコ語、ギリシャ語、ロシア語、韓国語、中国語(繁体字)、中国語(簡体字)
AF微調整  ±10ステップ、一律調整、個別調整(最大20本まで登録可)
著作権情報  「撮影者名」「著作権者名」を画像ファイルに記録
使用電池  充電式リチウムイオンバッテリーD-LI90P
ACアダプター  ACアダプターキット K-AC132J(別売)
電池寿命  ストロボ50%発光:約740枚
 ストロボ発光無し:約980枚 再生時間…約440分
 ※K-30は410枚/480枚/約270分
外部インターフェース  USB2.0(ハイスピード対応)/AV出力端子
 外部電源端子
 外部レリーズ端子
 Xシンクロソケット
 HDMI出力端子
 ステレオマイク入力端子
外形寸法  約131mm(幅)×97mm(高)×72.5mm(厚)
 (突起部除く)
 ※K-30は約128.5×96.5×71.5mm。
質量  約760g(専用電池、SDカード付き)、約680g(本体のみ)
 ※K-30は650g/590g
同梱物  USBケーブル I-USB7
 AVケーブル I-AVC7
 ストラップ O-ST132
 MEファインダーキャップ
 充電式リチウムイオンバッテリー D-LI90P
 充電器 D-BC90P
 ACコードD-CO2J
 ソフトウエア(CD-ROM)S-SW132
 アイカップFR
 ホットシューカバーFK
 シンクロソケット2Pキャップ
 三角環/キズ防止カバー

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付録2.発売前のファーストレビュー

【一口コラム】ローパスレスモデルの登場

 ペンタックスからK-5の後継機、K-5IIと、そのローパスレスモデルK-5IIsが登場した。K-5からの主な進化は、AFモジュールを新開発のSAFOX Xに置き換えることによるAF精度と安定性を高めるとともにAF輝度範囲が-3EVまでに拡大した点と、エアギャップレス液晶モニターの採用で屋外における視認性向上という点で、どちらかといえばおとなしめのバージョンアップと言える。

 K-5II以上に注目すべきは、同時に発表されたK-5IIsかもしれない。これはニコンのD800/D800Eと同様に、ローパスフィルターを除去することで、解像感の向上を図ったモデルである。なお、ニコンD800Eの場合には、単純にローパスフィルターを外すのではなく、ローパスフィルターの効果を打ち消すフィルターを付加することで実現しているのに対し、ペンタックスは明確に「除去」となっている。

 ローパスフィルターを除去するデメリットとしては、画素ピッチよりも細かいパターンの繰り返しがあると擬色やモアレが発生しやすくなる点があげられるが、イメージセンサーの高画素化と画像処理エンジンの進化により、以前よりは格段に向上している。そのため、メリットである解像感のアップと十分見合うだけのレベルに到達したという判断なのだろう。

【K-5IIと、K-5の比較】
機種名 K-5II K-5
イメージセンサー 有効1628万画素
APS-CサイズCMOS
マウント ペンタックスKマウント
ファインダー ペンタプリズム
視野率100%、倍率0.92倍
ISO感度 ISO100-12800
(拡張でISO51200)
シャッタースピード 30-1/8000秒
(シンクロ同期は1/180秒以下)
液晶モニター 3型92万ドット
連写速度 7コマ/秒
14bitRAWで連続20コマ
動画撮影 1920x1080
(25fps)
バッテリー D-LI90P
980枚
サイズ
(W x H x D)
131×72.5×97mm 131x73x97 mm
重さ 760g/680g 740g/660g

ペンタックス PENTAX K-5II ペンタックス K-5
 K-5II(左側)とK-5(右側)。正面から見ると、ロゴ以外に違いは判らない。

ペンタックス PENTAX K-5II ペンタックス K-5
 K-5II(左側)とK-5(右側)。液晶モニターのカバー部分のつくりが変わっていることがわかる。ボタン類の配置もまったく同じようだ。

ペンタックス PENTAX K-5II ペンタックス K-5
 K-5II(左側)とK-5(右側)。上面も同じ。モードダイヤルの印字もK-5のものが踏襲されている。

 なお、細かいところであるが、K-5IIへの進化ポイントの一つとして、GPSユニットO-GPS1によるアストロレーサーに対応した点がある。これでペンタックスの最上位機種を使っての天体撮影がより容易になった。
(2012年9月11日 記)


 独断 デジカメ対決! どっちが良い? 


☆ vs ペンタックス K-30

 

【厳選レビュー記事】

◎Itmedia 風景をくっきりと再現するローパスレスの魅力――ペンタックス「K-5 IIs」

  2012年11月29日 永山昌克
  • AFの低輝度限界と動体追従性が向上。
  • 防じん防滴のマグネシウム合金ボディを継承。
  • 従来機から受け継いだ豊富な撮影機能。
  • 小型ボディに凝縮された高機能と高画質。
  • 作例。

◎Itmedia 「クラス最高AF」ローパスレスモデルも用意 「PENTAX K-5 II」

  2012年 9月11日 編集部
  • AFモジュールに新開発の「SAFOX X」を採用することで低輝度時におけるクラス最高のAF性能を実現。
  • 撮像素子は有効1628万画素APS-Cサイズ(23.4×15.6ミリ)のCMOSセンサー。
  • ファインダーは視野率約100%、倍率約0.92倍のガラスプリズムファインダー。
  • ボディのシャーシ素材にはステンレス合金を採用。防じん防滴構造。
  • 付属バッテリー「D-LI90P」にて約980枚の撮影を行える。

◎デジカメWatch ペンタックス、ローパスレスのデジタル一眼レフ「K-5 IIs」

  2012年 9月11日 編集部
  • 通常モデルの「K-5 II」も。
  • 10月中旬に発売。店頭予想価格はK-5 IIボディが11万円程度、K-5 IIsボディが12万円台半ば、K-5 IIと「DA 18-135mm F3.5-5.6 ED AL [IF] DC WR」のセットが16万円前後の見込み。
  • 「K-5」の後継機。AF輝度範囲を広めた新開発のAFモジュールや、屋外視認性を高めた液晶モニターを新たに採用。
  • バリエーションモデル「K-5 IIs」は、ローパスフィルターを廃したモデル。


【ペンタックス K-5II / K-5IIs 基本仕様】
画素数 1628万(有効) 画像素子  APS-C CMOS
ISO感度 100~12800
(拡張でISO51200)
 
記録フォーマット  JPEG/RAW(14bit) 
連写撮影 7 コマ/秒  シャッタースピード 1/8000~30 秒 
液晶モニター 3インチ 92万ドット  ファインダー形式  ペンタプリズム
ファインダー視野率(上下/左右) 100/100 ファインダー倍率 0.92
電池タイプ 専用電池  専用電池型番 D-LI90P
撮影枚数 980コマ レンズマウント ペンタックスKマウント 
記録メディア SDHCカード SDカード SDXCカード   
手振れ補正機能    ゴミ取り機能 
ライブビュー   バリアングル 
内蔵フラッシュ    RAW+JPG同時撮影 
動画撮影 1920x1080(25fps)
幅x高さx奥行き 131×72.5×97 mm  本体重量 760g
セット販売 レンズキット

 ペンタックス K-5II メーカー製品仕様のページ
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