トップページ > デジカメ購入アドバイス > ニコンのレンズ交換式デジタルカメラの特徴 |
【ニコンのレンズ交換式デジタルカメラの特徴】ニコンのレンズ交換式デジタルカメラを具体的に選ぶにあたっては、その他にも留意すべき点がある。 ●手振れ補正機能はレンズ側が担当最近のデジタルカメラにおいて、手振れ補正は必須に近い機能となっている。これを実現するには、カメラ本体側に機能を搭載する場合と、交換レンズ側に機能を搭載する場合がある。 ニコンの場合は後者で、手振れ補正機能を搭載したレンズを使わなければ、手振れ補正機能は働かない。 この方式のメリットは、レンズごとに最適化された手振れ機能を実装できることや、イメージセンサーを固定できるため大型センサーであっても対応しやすいこと、ボディ本体の価格を低廉化できること、等があげられる。また、光学的に手振れ補正がされるため、光学ファインダーでも手振れ補正の状況を確認できる点も、撮影時のメリットとなる。 逆にデメリットとしては、レンズごとに手振れ補正ユニットを搭載するため、比較的レンズが高価で大きくなりやすいことがある。手振れ補正技術はまだ進化の途上にあるが、一般的にカメラ本体より長期間使われるレンズに機能が搭載されていることで、旧世代の手振れ補正技術を使わなければならないといったことも起こりやすい。 ●イメージセンサーのサイズは2種類ニコンの現行機種は7機種だが、3機種がフルサイズセンサー、4機種がAPS-Cサイズセンサーを搭載している。フルサイズのメリットは、APS-Cの約2倍のセンサーサイズとなるため、高画質の画像を得やすいこと、35mmフィルムカメラと同じ画角で撮影できること、といったメリットがある。 他方、APS-Cのメリットとしては、APS-C用DXレンズだけでなくフルサイズ用を含めすべてのレンズを使用できること、デジタルカメラに最適化された新しい設計のレンズが多くあること、同一仕様のレンズであれば比較的安価なレンズを使用できること、といった点があげられる。 なお、APS-Cサイズのセンサーでは画角が狭くなり、35mm換算では約1.5倍の焦点距離のレンズと同等になる。 ●オートフォーカス方式は2種類ニコンでは、マウント上に設けられたAF連動軸によって機械的にオートフォーカスを働かせるタイプと、マウント内の電子接点によってレンズ内のモーターでオートフォーカスを機能させるタイプの2種類がある。D3100とD5100は、AF連動軸を持っていないため、モーター内蔵レンズでないとオートフォーカス機能を使うことができない。とはいっても、最近のオートフォーカスレンズのほとんどすべてはモーターを内蔵しているので、フィルムカメラ時代のDタイプなど比較的古いレンズを使わないのであれば、あまり気にする必要はない。 D3100とD5100以外のレンズ交換式デジタルカメラは、両方のオートフォーカス方式に対応しているため、基本的にすべてのAFレンズでオートフォーカスを利用できる。
【追記】 ニコン 1 V1 とニコン 1 J1 、ニコン D3200、ニコンD5100、ニコンD800 の詳細レビュー記事を掲載しました。 製品外観や解像力、レンズ評価も行っています。 【追記】 ニコン D4 とニコン D800 、ニコンD3200の記事を掲載しました。 |
![]() |
デジカメ購入アドバイスメニュー
|