◎先週の主な動き（2/17-23）

今週のトピックスは、久しぶりにレンズ交換式カメラの発表があったことです。
ソニーヨーロッパが発表したα58とαNEX-3N、ニコンのD7100です。各々、機種情報を掲載するとともに、monoxブログでも記事を掲載しましたので、特徴についてはそちらをご覧ください。

ニコンのハイエンドAPS-C機　D7100登場！
ソニー新製品登場！α58とNEX-3N

ソニーの製品は、現時点では国内リリースの予定はわかりませんが、おそらく近日中に発表があるものと思われます。

ニコンD7100を含め、両社での製品ラインアップの整理・再編成が同時に行われる印象を受けました。最初はエントリー層を重視したミラーレスカメラのターゲットが徐々に上位機種へ向かって拡げられてきた中で、デジタル一眼レフも軸足を上位に移しつつあります。α57とα37の両方の後継機とみられるα58はもちろんのこと、D7000から画質や機能が強化されたD7100など、各々が魅力をもった機種となっています。とくにD7100は新たにX1.3のクロップモードも搭載しており、APS-Cとフルサイズの新しい棲み分けにつながっていく気がします。

なお、上記の既出記事にも掲載しました通り、D7100については連写性能がD7000と同等レベルである点が気になります。D300Sの使われ方を考えると、連写性を重視した新型機が別途用意されているのかもしれません。

【先週発売された新製品】

(2/21)
キヤノン PowerShotA2600：光学5倍ズームのベーシックモデル。
キヤノン PowerShotA1400：単三電池対応廉価コンパクト。光学ファインダー内蔵。
キヤノン IXY610F：：IXY600後継機でWi-Fi搭載。レンズが高倍率化。
キヤノン IXY110F：IXY610の下位機でセンサーとレンズ倍率が異なる。Wi-Fi搭載。
ニコン COOLPIXS9400：COOLPIX S9500からWi-FiとGPSを省略。
ニコン COOLPIXS5200：Wi-Fi機能を搭載する光学6倍ズームモデル。
ニコン COOLPIXP520：P510の後継ネオ一眼。CMOSとなり画素数がアップ。
ニコン COOLPIXL820：COOLPIX L810の後継で光学ズームを30倍に強化。
ニコン COOLPIXL28：COOLPIX L26の後継で単3形電池2本を使用するエントリー機。

(2/22)
シグマ DP3Merrill：75mmの画角をカバーする中望遠のFoveon機。
パナソニック LUMIX DMC-TZ40：20倍ズームの高機能機。Wi-FiとGPSを搭載。
パナソニック LUMIX DMC-FT5：防水13mのタフネスモデル。Wi-Fi搭載。

(2/23)
オリンパス STYLUS XZ-10：XZ-2下位モデルで1/2.3型センサーを採用。
オリンパス STYLUS TG-830Tough：TG-820の後継モデルで画素数をアップ。
オリンパス STYLUS TG-630Tough：TG-625の後継モデルでもっとも軽量。
オリンパス STYLUS SH-50：マルチレコーディング対応。静止画3軸/動画5軸の手ブレ補正機構。
富士フイルム X100S：FinePixX100の後継機。新型センサーを搭載。
富士フイルム X20：X10の後継機。新型センサーと情報表示対応ファインダーを搭載。
富士フイルム FinePixSL1000：SL300後継機。光学50倍ズームレンズを搭載。
富士フイルム FinePixHS50EXR：HS30EXR後継機。光学42倍ズームレンズを搭載。
ニコン COOLPIXS9500：光学22倍ズームレンズや無線LAN、GPS機能を搭載。

【先週発表された新製品】
ニコン D7100：ローパスレスのハイクラスデジタル一眼レフ。3月発売予定。
ボディのみ14万円前後、18-105 VRレンズキット18万円前後、D7100 16-85 VRレンズキット21万円前後、18-200 VRIIレンズキット23万円前後の見込み。
ソニー α58：ヨーロッパで発表。α57とα37の後継機。欧州では3月発売予定。
ソニー αNEX-3N：ヨーロッパで発表。NEX-F3の後継機。ズームレバーを装備。欧州では3月発売予定。

◎今週の主な予定（2/10-2/16）

【今週発売予定の新製品】

(2/28)
ニコン COOLPIXS31：子どもの使用も想定したアウトドアカメラ。
ニコン D600：28-300ｍｍVRズームレンズのキット。