デジタルカメラの連写性能と連続撮影枚数　【デジタル一眼レフ・ミラーレスカメラ編】

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　テスト結果　＜デジタル一眼レフ・ミラーレスカメラ編＞

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　それでは、まずは比較表を見ていただければと思います。ここで挙げた機種は、2013年3月以降に「徹底レビュー」で取り上げたデジタル一眼レフとミラーレスカメラ、計26機種です。

　ここで挙げた機種は、フラグシップ的な位置づけのカメラから、エントリークラスのものまで多機種にわたります。この表を見て改めて感じるのは、いずれも素晴らし連写性能と連続撮影可能枚数となっているということです。
　設定モードによっても異なりますが、すべての機種が4コマ/秒以上の連写性能を持っており、通常モードで一番速い機種であるソニーα6000では、実に11.5コマ/秒で連写ができます。1コマ1コマにピントを合わせながら11.5コマ/秒での連写ができる機種は、少なくとも35mmフィルムカメラにはありませんでした。
　もう一つのポイントである連続撮影枚数も、とくに最近の機種では強化されていることがわかります。ここでは、一番データ量の大きいRAW+JPEG（Fine L）と、JPEG（Fine L）の両方で比べていますが、データサイズが大きいRAW+JPEGでも、ニコン 1 V3で52枚、Df（DXフォーマット）では44枚の連写が可能です。
　これだけでも素晴らしいと言えますが、新しいカメラの特徴は、バッファーメモリーが一杯になった後の連写性能が優れていると言う点です。たとえば、ニコンのDfでは、44枚の連写でバッファーメモリーが一杯になった後も、2.9コマ/秒のペースで連写を続けることができます（DXフォーマット、RAW+JPEG 14bit ロスレス圧縮時）。今回取り上げた26機種では、位置づけがやや特殊なペンタックスQ7を除くすべての機種が、RAW+JPEG撮影時、バッファーメモリーが一杯になった後も概ね1コマ/秒のペースで連写を続けることができます。この水準であれば、シャッターが押せずにイライラすることもほとんどないと思われますので、このあたりは一般的なコンパクトカメラの使い勝手を大きく上回っていると言えそうです。
　さらにJPEGでの撮影であれば、最高連写速度のまま撮影を続けてもバッファーメモリーが一杯にはならない機種が、26機種中9機種に上っています。さきほどのペンタックスQ7も、JPEGであれば1.7コマ/秒のペースでカード容量一杯までの無限連写が可能ですので、やはりストレスなく撮影を楽しむことができると思います。
　なお、各機種の詳細レビューは、「徹底レビュー記事メニュー」で確認することができますので、あわせてご参照ください。

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